12月19日、「宮迫博之と中田敦彦によるトーク番組WinWinWiiin(ウィン ウィン ウィーン)」の第2回配信が、前編・後編に分けて行われました。この日のゲストであるキングコングの西野亮廣さんが『はねトび』時代に意外な場面でショックを感じていたことが話題になりました。
■豪華なセットとひな壇の観客に宮迫「俺、幸せ者っす」
2回目の配信となった同番組、お客さんがひな壇に座り『アメトーーク 』を彷彿とさせるような豪華なセットに。
会場の大きな拍手で迎えられるなか、宮迫さんと中田さんが「最高ですね」と言いながら登場。
民放のバラエティ番組なら当然の豪華なセットですが、YouTubeで同格の配信をできるとあってか、宮迫さんは、ひな壇の上の方までいっぱいのお客さんを見渡しながら「常に泣きそうになるわ」とコメントし、「ザ・バラエティのひな壇にお客さんがいる」と華やかさを絶賛。「この角度なんですよ」と感慨深い様子。
さらに、コメント欄に「こういうセットにいる宮迫さん、めちゃくちゃしっくりくる」という反応が多かったことが中田さんから紹介されると「しっくりくるんすよ」と自画自賛して笑いを誘いました。
1年以上華やかな舞台に上がれなかった期間を憂いながら宮迫さんは「今こうやって、自分たちの手でセットをお金出してやって、お客さんに来ていただいて喋れてる。俺、幸せ者っす」とコメントしました。会場には温かい拍手が起こり、視聴者からも数多くの励ましのコメントが寄せられました。
■西野亮廣「僕のショックは視聴率1番を取った時」
宮迫さんに「多分この人、めちゃめちゃ賢いけど相当デカめのネジが外れてる」と紹介されて西野さんが登場すると、会場には大歓声が巻き起こり、大盛り上がりに。
今回の配信では、映画『えんとつ町のプペル』公開を控えた西野さんの軌跡を中田さんがプレゼン。
中田さんは「僕だからできる西野さんをご紹介させて頂きたい」として、プレゼンを始めます。
2008年、人気番組『はねるのトびら』が高視聴率を記録していた絶頂期、西野さんは「楽屋でこもってワイワイ、芸人と騒がず白黒の絵を描いていた」のだそう。
今でこそ絵本作家として有名ですが、実は2009年から定期的に絵本を出していたことが紹介されます。
その後、『はねるのトびら』は視聴率の低迷によって終了となり、当時の西野さんの心境は過去にも様々な場所で語られているとしながらも、あらためて中田さんから「ショックはなかった?」と質問が。
西野さんは「こんときは、なかった」と断言。そして、「僕のショックは『はねるのトびら』がゴールデンに上がって視聴率1番を取った時」と意外なタイミングでショックを感じていたことを明かします。
「追い風がビュンビュン吹いてる状態でここか。っていう」と説明すると、中田さんから「結果は出切った。ゴールはしきった。で、ここか」と補足が。
西野さんは「若手の中では一番早く山登ったんですけど、そこから見えた景色はタモリさん、さんまさん、たけしさんとか先輩方の背中」と当時の心境を振り返り、その大御所たちを「追い抜く気配」がなかったことにショックを感じたのだとか。
■中田敦彦のプレゼン力にも絶賛の声
そこから、クラウンドファンディングを利用したNYでの原画展開催や、オンラインサロンの開設はもちろんのこと、新しいWEBサービスの土台を築いていっていることや、町おこしや人助けのために活動が中田さんから紹介されると宮迫さんは「素晴らしい」「すごい」を連発し、感動した様子でした。
12月25日に公開される映画の原作である『えんとつ町のプペル』は、それまで一人で描くのが当たり前だった絵本を大人数の分業で制作し、しかも発売後に無料公開したことが話題になりました。
西野さんによると、実は最初から映画化を狙って作ったもので、カメラ割を意識した構図になっているそう。案の定、絵本が出来上がった時には「これ映画になるんじゃない」と言われたと、戦略通りになったことを明かしました。
ネット上では「あっちゃんのプレゼンにかける下準備と情熱が凄すぎてシビれて震える」「あっちゃんのプレゼンのおかげで西野さんの凄さを知りました」と、中田さんのプレゼンで初めて西野さんのことが分かった、という声も多く寄せられました。
西野さんが『はねるのトびら』終了前から既に動きだしていたことや、高視聴率を記録した時に一番ショックを感じたという西野さんの非凡さを表すコメントに感動した人も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
宮迫×中田】西野亮廣(前編)〜12年 夢を信じぬいた男の死闘〜【Win Win Wiiin】
https://www.youtube.com/watch?v=pdaSg5kkp8c&t=208s