12月10日放送の「やすとものいたって真剣です」(朝日放送/テレビ朝日系)では、お笑いコンビ・和牛がゲストとして登場。和牛の2人が「M-1グランプリ」について知られざる苦悩を明かし話題を集めました。
(画像:時事)
■水田信二「2回目の2位がしんどかった」知られざる苦悩激白!
今夜23:32〜放送!
和牛のM-1真剣トーク🔥
Creepy Nutsの楽曲制作に密着🌰🥜 pic.twitter.com/awof8tYXl8
— 【公式】やすともの いたって真剣です (@abcitaken) December 10, 2020
今回のゲスト・和牛の2人は2016年から2018年の「M-1グランプリ」で3年連続準優勝に輝きました。そのことについて、和牛・川西賢志郎さんは「これ辛かったですよ」、相方の水田信二さんは「2回目の2位がしんどかった」と、2017年の準優勝がとりわけ精神的に辛かったと言います。
続けて、川西さんは「とにかく獲る、優勝するってもう決めてるぐらいでいってこれやったんで、舞台上で相方と目合って『ちょっとこれはまずいな』と『やらかしたな』となりましたね」と当時の記憶を回顧しました。
また、水田さんは「その年ほんで『和牛がチャンピオンになるための全国ツアー!!』みたいなタイトルもつけて臨んだんですよね、全国ツアーに。お客さんもやっぱ緊張してて、めっちゃファンの人は『このネタで行くの?』みたいな」と公演を観に来たファンの反応もこれまでとは違ったことを明かします。
■和牛が頭を抱えた瞬間を明かす
水田さんによると、この年だけは「M-1グランプリ」を意識したネタ作りを行なっていたそうです。そのため「準々決勝の前日ぐらいやったかな、頭抱えてもう…『出来ひん』ってなって、どうやってもうまくいかんみたいなその…考え過ぎてたんでしょうね。いい時のパフォーマンスに全然戻れないみたいな」と苦悩もあったと言います。
一方で、川西さんも「僕は僕でそうよりもこういう言い方やったんちゃう、こうの方がいいと思うよとか言うんですけど、それ言うてる自分もこれ合ってんのかなみたいになってくるし…。ほんまに前日に本当に人って追い込まれたら頭ちゃんと抱えんなってくらい抱えてたんで」と水田さん同様に頭を抱えてしまったとのこと。
そのことも踏まえて、川西さんは「一旦ちょっと楽しくを優先して、その中で、『M-1』に持っていけるものがあったらそれを持って行こうみたいな…。ちょっと肩の力を抜いてやり方をガラっと変えようって」と2018年は前年の反省を生かしてやり方を変えたことを明かしました。
そして、和牛は全国ツアーのタイトルも「ホールでみんなで騒ごやないか!近隣の人達に迷惑かけんとこな!」に変更したそうです。
この話を聞いた海原やすよ・ともこの海原やすよさんは「メンバーゴロゴロ変わってんのに和牛は2位のポジションとってるってすごいよね」と和牛の2人を絶賛していました。
■和牛の赤裸々な言葉に反響
今回の放送について、ネット上では「今だから話せる裏での苦悩や葛藤を改めて掘り下げていただいて、しがない一ファンの私も少し気持ちの整理をさせてもらえたような貴重な時間」「好きなことにはとことん真面目で 突き詰めかたが半端じゃない 最近いろんなこと話してくれるたびに また魅力増してるよ」「M-1の話をじっくり聞けて良かった!和牛の2人には本当に幸せになってもらいたいな〜2人の漫才を一生観たい!」などのコメントが上がっています。
和牛の2人が「M-1グランプリ」で優勝を意識しすぎたあまり、頭を抱えてしまったという話は貴重でしたね。
【番組情報】
やすとものいたって真剣です
https://tver.jp/corner/f0063138
(文:かんだがわのぞみ)