12月7日、キングコング・西野亮廣さんのYouTubeチャンネル「西野亮廣エンタメ研究所ラジオ」では、西野さんが自身の著書「ゴミ人間」の内容についてインタビューを受ける動画を公開し、話題になりました。
(画像:AFP=時事)
■タモリから「お前は絵を描け」西野の絵も見ずに言った理由が予想外!?「あれ何だったんですか」
今回の動画では、西野さんの著書「ゴミ人間」についてインタビューを行う様子が公開されました。
そこで、西野さんが絵を描きだしたのは、タモリさんから「お前は絵を描け」と言われたことがきっかけであったことが話題に。インタビュアーが何故タモリさんがそんな事を言ってきたのかと尋ねると、西野さんは「そん時は酔っぱらってて『なんでなんですか?』って聞かなかったんですよ」と回答します。
続けて「何年後かに(タモリさんと)飲んでいて『あれ何だったんですか?』とお聞きした時に『お前は描けるようになるから描け』っていう事でした」と、実は「描けるようになるから描け」というアドバイスであったと告白。
そんなアドバイスをしたタモリさんは、当時の西野さんの絵を見たこともなく、西野さん自身も絵が上手いと言えるものではなかったと言います。
タモリさんは西野さんの理屈っぽく考える性格を見抜き、絵が描けるようになる人間だと判断したそうです。
■西野「結果出しても、先輩にポイント入っちゃう」テレビ業界への疑問を告白!
次に、本の中に記載された「用意された競争に参加した時点で負けが決定」という内容に至った経験談について尋ねると、西野さんが「やっぱテレビがデカかったです」と回答します。
続けて「先輩の番組に出て結果出しても、先輩にポイント入っちゃう。その番組が人気番組になるという話だけなんで。自分の人生をずっと先輩にポイント入れ続けていいんだっけな」と、いつまでも先輩への奉仕となるテレビ業界に疑問を感じたと告白。
また、どれだけ人気があって売れていても、大御所の方がいると番組内の一番後ろの席に座らせるというテレビ業界にある年功序列についても疑問を感じたのこと。
西野さんが「『なんだこのルール』って思って。ここは5年間やったし、飛び越えたいなみたいになりましたね。やっぱ自分にポイント入れたくなったっていうのがデカいですね」と、用意された競争から外れた経緯を明かしました。
■西野のインタビュー動画が話題!
ネット上では「『描けるようになるから』勧めたというのは予想外でした!!てっきり西野さんの絵が元々上手いから、タモリさんが勧めたのかと」「『自分にポイントを入れたくなった』めっちゃわかる」「早くこの本も読みたいです」などの声が上がっています。
今回、自身の著書について語った西野さん。タモリさんの人を見抜く力と、その言葉を信じて努力し続けた西野さんの芯の強さが伝わってきたのではないでしょうか。
(文:ししまる)