スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。12月6日の放送では、1度しか聴いたことが無いのに忘れられない曲を明かす場面や、有名人とのエピソードを語る場面がありました。
■草野マサムネ「人生最後の走馬灯でも聴こえてくるかも」忘れられない意外すぎる楽曲「ちょっと悲しいような」
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【#ポール・ウェラー で漫遊記】
70年代、パンク・ニューウェーブ・ムーブメントの中で怒れる10代代表として脚光を浴び、活躍してきたアイコン🤩
デビューから2020年までの足跡を探ります👍#tokyofm #radiko https://t.co/1gqFgiDtQx— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) December 6, 2020
番組冒頭、草野さんは「人それぞれ、人生で心に強く残っている曲ってあると思うのですが、いい歌が心に残るとは限らないんですよね」と切り出し、自身の耳に残っている曲について語り出します。
それは20年以上前のツアーの打ち上げで、スタッフとカラオケに行った時に、スタッフの1人が歌っていた曲なのだそうで、その1度しか聴いていないのに、未だにたまに草野さんの脳内で、その曲が再生されることがあるのだとか。
なんでも、曲の中で繰り返されるフレーズ「オェオェ」が忘れられなかったそうで、のちに調べて、おやじGALSという方たちが歌っていた『今夜はオー・イェー!』という曲であること、また胃腸薬『ソルマック』の昔のCMソングだったことを知ったと言います。
草野さんは「人生最後の走馬灯でも、この『オェオェ』が聴こえてくるかもと思うと、ちょっと悲しいような、まぁ笑っちゃうかもしんないけれども」とコメント。
続けて「歌というのは、なかなか脳にこびりつくものだなと思ったりしている昨今でございます」と言って、忘れられない意外な曲を明かしました。
■草野マサムネ、辺見えみりを前に「何を話したか全く内容を覚えてない」
番組後半、草野さんが作詞作曲をした辺見えみりさんの『流れ星』を紹介した場面では、辺見えみりさんとのエピソードを明かします。
楽曲提供をした当時、スピッツが渋谷公会堂でライブをした際に、辺見さんが観に来ていたそうで、楽屋挨拶にも来ていたのだとか。
その時のことを「スピッツのメンバーも関係者も有名人に慣れていないので、みんなで辺見えみりさんを遠巻きに見ているみたいな不思議な状況だったのを覚えていますね」と振り返る草野さん。
また「話し掛けなきゃ話し掛けなきゃと思って頑張って話たけど、何を話したか、全く内容を覚えてないっていうね」と明かします。
そして「あの時は大変失礼いたしました」とこの場で謝罪。さらに「でもね、俺もメンバーも辺見えみりさんに歌っていただいて、とっても嬉しかったんです、と今更ラジオ越しに申し上げます」と、思いを明かしました。
この話にネット上では「挨拶に来て下さった有名人辺見えみりさんにどう対応していいのか分からず遠巻きに見ていたスピッツメンバー」「辺見えみりさんとのエピソード、可愛い」といった反応があがっていました。どこか微笑ましい気持ちで聞いた方が多かったようです。
草野さんが「走馬灯でも聴こえてくるかも」と明かした曲も、気になって調べてしまった方も多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
https://radiko.jp/#!/ts/FMT/20201206210000
(文:ジョブリナ)