7月19日に更新された"カジサック"こと梶原雄太さんのYouTubeチャンネル「カジサック KAJISAC」では、矢部浩之さんがゲストで登場。矢部さんが岡村隆史さんの相方として自分はどんな存在でいるべきかが分からず苦悩したというエピソードを語り、話題になりました。
(画像:時事)
■岡村の存在に衝撃!お笑いやるならこの人以外は考えられない…
今回「カジサック KAJISAC」に矢部さんがゲストで登場し、ナインティナイン結成までのエピソードを披露することに。
矢部さんと同じ高校のサッカー部の一年先輩であったという岡村さんは、出会った当時、真っ黒に日焼けをしていてロングヘアーだったそう。
それに付け加え、体毛を脱色していたことから、夕日に当たると腕や足がキラキラと輝いていたとのだとか。
サッカーの練習が終わると同級生たちに「おいダンサー踊ってくれ」と言われた岡村さんは、その場でブレイクダンスを披露していたとのこと。
矢部さんが「サッカー以外で目立ってたんよ、全てが」と、岡村さんの存在に衝撃を受けたことを明かしました。
高校生活を送る中、サッカーの実力に限界を感じた矢部さんは、以前より好きだったお笑いをやりたいという気持ちが芽生えてきたそう。
そこで、先輩の岡村さんが高校を卒業するときに、矢部さんは寄せ書きに「進路に迷ったらお笑いの世界に行きましょう」とメッセージを書いたと言います。
梶原さんが「お笑いやるならこの人みたいな(と思ったの?)」と質問すると、矢部さんが「間違いなくそう!」と、岡村さん以外のパートナーは考えられなかったと語りました。
■矢部「俺はもうなにがあんねん」過去の苦悩を告白!
ナインティナインが人気者となっていく中、芸人として華がある岡村さんに、自分はどんなキャラでやっていけばいいのか悩んでいたという矢部さん。
梶原さんが「岡村さんは言うても面白い、矢部さんのポジションってすごい辛かったんじゃないかなって」と質問すると、矢部さんが「辛かった、辛い時期あったよ」と正直な思いを告白。
そんな矢部さんの苦しい思いを打ち消すことになったのが、明石家さんまさんの「明石家さんまのスポーツするぞ!大放送」(フジテレビ系)に出演したことだったそう。
その番組で、バスケットボールのフリースローをすることになった矢部さんは、ボケるため得点を入れない岡村さんに対し「俺はもうなにがあんねん」と、どんな結果を出せばいいのか分からなくなっていたのだとか。
そして、迷ったあげく矢部さんは綺麗にゴールを決めたとのこと。
すると、ゴールを決めた矢部さんの元へ今田耕司さんや岡村さん、さんまさんが集まり、カメラに向かって次々にコメントで笑いを取りに行ったと言います。
自分をきっかけに笑いが生まれたことに、矢部さんが「『スゲー』と思って、でも俺なんにも笑い取れてへんけど、存在したと思って『テレビで矢部が存在した』と思えて、めっちゃ嬉しかったの」とコメント。
続けて「そっから俺『相方を面白くしたらええんや』って思えたの」と、その出来事をきっかけに、ナインティナインとして自分のポジションを認識したと明かしました。
■矢部「一番になりたいよね」芸能界で目指す境地を語る!深い話に『涙出た』の声
最後は、今後のナインティナインについての話題に。
梶原さんが「もう一回、力合をわせて面白いナインティナイン見したいなとか、そういう思いってのが矢部さんの中で…」と質問します。
すると、矢部さんが「もちろんあるし、この世界絶対に順番は決まらへんけど、一番になりたいよね」と、今後のナインティナインとしての目指す境地を語りました。
ネット上では「『一番になりたい』の一言で泣きました」「『存在した』って言葉に ちょっと感動して泣きそうになったw」「存在したことが嬉しかったって話、鳥肌と一緒に涙出たな」などの声が上がっていました。
テレビでは自分を語ることはしないという矢部さんが、辛かった時期のエピソードを赤裸々に告白した事はとても貴重だったのではないでしょうか。
(文:ししまる)