7月19日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)では、King & Princeの「シンデレラガール」の作詞・作曲を担当した河田総一郎さんが登場。河田さんが「シンデレラガール」制作秘話を語り話題を集めました。
■河田総一郎が「シンデレラガール」制作秘話を語る
「関ジャム 完全燃SHOW」ご視聴ありがとうございました❗️大変光栄なひと時でした。
出演者様、今井さん、丸谷くん、プロフェッショナルな仕事で支えて下さったスタッフの皆様に心より感謝します。相方の佐々木にも😌今日を励みに益々精進します。
Soulife共々、今後ともよろしくお願いいたします🙏
— 河田総一郎(Soulife/ソウライフ) (@soichiroK) July 19, 2020
今回の番組では「メガヒットを生み出す『コンペ』の実態に迫る」と題して、作曲家がメガヒット曲の制作秘話を語る企画を放送。
King & Princeの「シンデレラガール」の作詞・作曲を担当した河田総一郎さんは、コンペの話がきた時「ジャニーズ新グループのデビュー曲」という情報だけ知らされ、どんなメンバーが歌うのかは知らなかったとのこと。
「キラキラした王道のアイドルソング」というテーマのもと、曲を作ることになった河田さんが最初に浮かんだのが「キミはシンデレラガール」という印象的なフレーズ。
続けて、河田さんは、CMのタイアップを例に「最初の15秒のつかみが大事」と曲はサビから作っていったことを明かします。河田さんによると「キミはシンデレラガール」と「heroine」のフレーズは、すぐに決まり、その間を埋めるように歌詞を当てはめていったとのこと。
また、河田さんは自身の作曲方法について、CMソングをイメージしてキーワードなる言葉を探して行くとコメント。
他にも、河田さんは、コード進行がサビもAメロもずっと同じ展開なことを踏まえ、メロディに起伏をつけるためにBメロにあえて早口な歌詞をつけたと曲制作の裏側を解説しました。
■King & Prince『シンデレラガール』は「奇跡」だった!?関ジャムで語られた制作秘話に驚きの声
河田さんの話を聞いて、改めて「シンデレラガール」を聴いた関ジャニ∞・横山裕さんは「全員王子様に見えるよね。デビュー曲のパワーって凄いなって思って『カウントダウンライブ』とかでこの曲鳴ったら会場『うわーっ!』ってなるもんね」と曲を絶賛します。
ちなみに、河田さんは、「シンデレラガール」をKing & Princeが歌うということはデビューが決まり、クレジットの確認の時に初めて知ったとのこと。
また、河田さんは、楽曲を制作したもののKing & Princeには、まだ会ったことがないと話すと、横山さんも「僕らもほぼ会わない」とアーティストと作曲家が会わないことも多いと音楽業界の裏側を明かしました。
今回の放送について、ネット上では「シンデレラガール の制作秘話がおもしろかったー。ジャニのオリエンシートがあまりにざっくりで衝撃www。グループ名も知らせずに、よくあんなにぴったりな世界観のがあがってきたよねぇもはや奇跡だわ」「シンデレラガールが決まるまでのお話面白かった」「昨日の関ジャムのシンデレラガール誕生裏話めちゃめちゃ面白いグループ名もどんなメンバーがいるのかもわからない状態であんな素敵な曲作れるの凄い」などのコメントが上がっています。
曲の制作と聞くと、ある程度どんな人が歌うのか知っていて行うと思いきや、グループ名やメンバーすら知らされずテーマだけ与えられて「シンデレラガール」を制作したという河田さんの話には、奇跡的なものを感じて驚いた人も多かったのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)