毎週土曜日22時放送の「堂本剛とFashion & Music Book」(bayfm)。4月4日の放送では、「最高に幸せだった私のムダな時間」について語られ話題になりました。
■堂本剛『心折れることが多いんですよ』楽曲制作の"苦労"と"幸せ"を感じる瞬間を語る!
番組冒頭は、リスナーからのメールを紹介。「頑張った自分へ何かプレゼントしたことはありますか?」という質問に対し、剛さんは「あんまり『自分にご褒美上げよう』というのは無いですね。基本的には、アルバム作ってる時とかに、みんなが優しくしてくれることに幸せを感じたりするから」と回答しました。
連日レコーディングをしていると、睡眠不足や気圧の変化で耳の調子が変わってしまうそうで「自分でこの音ってあってんのかなー?っていう疑問が増えていくんです。自分では(音程が)外れてると思っていても、聴いてみると大丈夫やったんか、みたいなことがあるので、心折れることが多いんですよ」と告白。
「そういうことで、ちょっと僕が落ち込んでんのかなとか察知してくれる仲間がいて、気使ってくれてんねんなぁ、優しくしてくれてるなぁ、ていうところに幸せを感じるから、それで十分なんですよね」と語りました。
これに対し、ネット上のファンの間では、「心折れることが多いんだね それでも歌ってくれる剛くんに感謝しかないよ」「剛さんの周りに元気付けてくれる優しい仲間がいてくれて本当によかった」「剛くん、まだまだ闘病してくれてる 大変な挑戦を続けてるんだ」「自分の耳を疑わなきゃいけない時があるなんて、辛いよね」といった声が上がっています。
■「夜中とかに延々やってたんですけど」友達同士で即興コントを楽しむ時間
続いては、今週のテーマ「最高に幸せだった私のムダな時間」についてトーク。リスナーからのメール「友達同士で始まる即興コント」について、剛さんは「ボクもいまだにありますけどね」と切り出します。
そして「エンジニアとベーシストの鈴木渉くんがDI(ダイレクトボックス)についてめちゃめちゃ語り合ってたんですよ。僕がこのタイミングかなって時に『めっちゃ語ってんなぁ!』っていうのをめっちゃでかい声で言うってノリを一回やったんです。そしたら『おいなんだよ~入ってくんなよ、お前』『でもやっぱDIってさ~』って(鈴木)渉が話して、またいいタイミングの時に『めちゃめちゃ語ってんなぁ!』って言うっていうのを、夜中とかに延々やってたんですけど」と、剛さんにとっての「最高に幸せだった私のムダな時間」を明かしました。
■「たまたまこういう仕事してるから…」タレントとして活動する感覚とは?
番組では、剛さんへ片思いしているリスナーからのメールも紹介。これに対し「僕は今まで1人のアーティストさんに夢中になって人生をその人に捧げる感覚みたいなのが今までに無いから、羨ましいなとも思いますし」とコメント。
そして「好きって(思って)もらえることがあったり、好きじゃなくなったんでこの人のこと応援しますとか(あったり)、それが悪いとは思わないけれども、僕の人生はそういうものでもあるから、簡単に言ってしまえば皆と同じなんだけどな…っていう。たまたまこういう仕事してるから、特別視されちゃうけど、別に特別なもんでもなんでもないな、と本人的には生きちゃってる」と語りました。
これに対し、ネット上のファンの間では「このラジオ聞いていると剛くんをすごく近くに感じて同じ世界を生きているって思うんだけど、近くて遠い」「30年以上芸能の世界にいて しかもトップであり続けている人なのにこんなにニュートラルでいられるって事が凄いなって思う」といった反響がありました。
番組の最後はENDRECHERIの『4 10 cake』(ホットケーキ) でお別れ。今回は、心が折れそうになることや、自分へのご褒美について、自分の存在についての考え方など、剛さんの人となりが良く分かる放送だったのではないでしょうか。次回の放送も楽しみですね。
【番組情報】
堂本 剛とFashion & Music Book
http://radiko.jp/#!/ts/BAYFM78/20200404220000
(文:アイドル担当ライター Rei)