4月4日に放送された「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)は春の2時間スペシャル。今回の「記念館」ゲストには、山下智久さんと亀梨和也さんが登場しジャニーズファンにはたまらない放送となったようです。
■山下智久がブレイクしたきっかけは"ギプス"だった?
今でこそ、テレビや雑誌に引っ張りだこの山下智久さん。しかし、Jr.時代は仕事がもらえるかどうか不安に思う時期もあったことが番組で明かされました。
ジャニーズJr.のレッスン日は、だいたい土日。そのため、用事があれば金曜日の夜9時に当時のマネージャーから連絡があったそう。しかし、それがこない日もあり、そんな日が続くと「僕はもうだめなのかな…」と不安に思うこともあったのだとか。山下さんは、呼ばれたり呼ばれなかったりを繰り返し、安定期に入るまで時間がかかったと言います。
そんな山下さんを救った記念品が"ギプス"。当時行われていたジャニーズJr.の番組の収録に初めて行く日、山下さんは、はしゃぎすぎて学校で骨折をしてしまいました。医者には「ちゃんと手術した方がキレイに治りますよ」と告げられたそうですが、なんとしてでも収録に行きたかった山下さんは「痛み止めください」といい、痛み止めを飲んで収録に向かいました。
すると、現場では「何かギプスをしているやつがいるぞ」と話題になり、スタッフに「お前根性あるな」と言われ、その次の週から毎週のように呼ばれるようになったそうです。ネットでは「山ピーのかわいさでも呼ばれない日あるの?」「顔があれだけよくてギプスしてたから余計に目立ったんだろうね!」「骨折していなかったらどうなってたのかな?もってる男!」といった声があがっていました。
■亀梨和也の退所を引き止めたジャニーさんにファン感謝
一方、亀梨さんは、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)の出演をきっかけにブレイク。亀梨さんは進路について、周りが行っていた芸能コースがある学校に行けるものだとばかり思っていたそうなのですが、進路相談に行ったときに会社のスタッフから「君はJr.がいっぱいいてほうきでサーって掃いたらいなくなっちゃうジャニーズJr.だから。山下とか長谷川が残るから彼らは(芸能の)学校に行くんだ」と親の目の前で言われたそう。
これを聞いた亀梨さんは「じゃあもう辞めよう」と決意したそう。そこで、亀梨さんはジャニーさんに「普通の生活をします」と告げるとジャニーさんに「どうして?」と聞かれ、一連の流れを話すと「何考えてるの!誰が言ったの!?」と言ったあと「君はこの世界にいたらいいじゃん」と言い、亀梨さんの退所を阻止。これは、ジャニーさんには、スターの素質を見抜く目があったことが分かるエピソードではないでしょうか。
亀梨さんのファンからは、ネット上で「ジャニーさんが引き止めなかったら今の亀ちゃんはない!本当に感謝」「ジャニーさんってすごすぎるよ、本当に…」「ジャニーさんありがとうございます」など亀梨さんを引き止めたジャニーさんに対する感謝の声が多くあがっていました。
■衝撃の裏話、山下智久の『反抗期』がドラマを変えた!『野ブタ』の彰は当初『優等生キャラ』だった!?
山下さんと亀梨さんのコンビのはじまりといえば、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)の修二(亀梨和也)と彰(山下智久)。
番組では、この修二と彰に関する驚きのエピソードが明らかになりました。もともと山下さんが演じた彰という役は優等生のキャラクターだったそう。撮影がはじまる前に山下さんは監督から「スマートで早口で、明確にしゃべるようにしてほしい」と要望がありました。
しかし、当時山下さんは反抗期真っただ中だったので、リハーサルは監督に寄せていましたが、本番では全く真逆のことをやってしまったそうです。1回現場が止まり、プロデューサーと監督が話し合い、再度「優等生でやってくれ」と言われたそうですが、やはり嫌だったようでそのまま真逆のキャラを演じてしまったそうです。
結果的に、この彰のキャラクターは、ファンの心を射止め、大成功。当時のプロデューサーからは「山ピーのおかげで彰に命が吹き込まれた」と感謝されるほどでした。
ネットでは「え!?彰が優等生役だったなんてビックリ!」「山Pの反抗期のおかげで、あの彰が生まれたんだ」「野ブタをプロデュースする前に彰をプロデュースしてる山ピーかっこよすぎ」などの声が上がっていました。
今回の「記念館」は山下さんと亀梨さんをゲストに迎え、貴重なエピソードが満載の放送となりました。ファンでさえも、初めて知ったというエピソードがあったのではないでしょうか。
(文:アイドル担当ライター しほり)