3月21日に「MISIAスペシャル ザ・シンガー22年目の挑戦」(NHK総合)が放送され、デビュー22年目を迎えたMISIAさんの音楽にかける思いが語られ、話題となりました。
(画像:AFP=時事)
■MISIAがあの名曲を再録音。その理由とは?
本日放送!!
紅白、SOUL JAZZ、そして中国、デビュー22年を迎えたシンガーMISIA、挑戦の日々。
みなさま、ぜひご覧ください。「MISIAスペシャル ザ・シンガー22年目の挑戦」
【午後11:00〜午後11:30】NHK総合テレビhttps://t.co/mF9x0wnPUx#NHK総合#鈴木杏#MISIA#米希亚#MISIASOULJAZZ— Misia.jp (@MISIA) March 21, 2020
MISIAさんは今年の1月にこれまで取り組んできた「SOUL JAZZ」のベストアルバム「MISIA SOUL JAZZ BEST 2020」を発売。番組では、世界的トランペッター・黒田卓也さんらトップミュージシャンたちと共に挑んだアルバム制作の舞台裏に密着しました。
2016年の横浜のジャズフェスティバルで共演した黒田さんについて MISIAさんは「一緒に演奏してみた感想は面白い!自由だ!っていう感じ。このグルーブなんだろうって思いましたね」とコメント。
波長の合ったMISIAさんと黒田さんは「SOUL JAZZ」の名の下でコラボレーションを続けてきました。「SOUL JAZZ」のベストアルバムを制作するにあたりMISIAさんはアメリカ・ニューヨークを訪問し、ビッグバンドのサウンドを使って、名曲「Everything」を新たにレコーディング。
このことについて、MISIAさんは「メロディーから感じるものは凄くソウルフルだから、アドリブして歌えるくらいのソウルフルな自由さが欲しい。1回オリジナルでもあれをやろうと思ったけどやっぱできないんですよ、それをチャレンジしてみたいんです」と新しいことに挑戦したかったことを明かしました。
■MISIA「愛と応援のメッセージを送りたい」音楽の力を信じて…復興応援ソング『明日へ』披露で反響
「新しいことにチャレンジすることが楽しい」と語るMISIAさんは、今年、中国・湖南省の人気音楽番組「歌手SINGER・当打之年」に出演。
しかし、第3回目の放送では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、 MISIAさんは日本から生中継という形で出演して、東日本大震災の復興応援ソング「明日へ」を歌うことになりました。
このことについてMISIAさんは「東日本大震災が起こった時、凄く悲しくて不安な気持ちで毎日を過ごしていた。でも、そんな時に、中国をはじめ世界中の人が『頑張れ』って温かい応援を送ってくれたことが、凄く勇気をくれたんですね。だから、今度は日本から私達が愛と応援のメッセージを送りたい」とコメント。
1万個のキャンドルと共に"一緒に頑張ろう"という思いを込めたMISIAさん渾身のパフォーマンスは中国全土で大きな感動を呼んだようです。
MISIAさんは「みんなそれぞれに自分ができることを一生懸命やっている。私は歌手として自分ができることをやりたい、それは歌を歌ってみなさんの心に栄養、力を届けることそういう風に思っています」と音楽の力を信じて自分ができることをやりたいと語りました。
■MISIAの『明日へ』に「涙出てきた」と感動の声
ネット上では「MISIAスペシャル観た。歌への想いがとても伝わって感動した。『明日へ』で涙出てきた」「はぁ……すごい良い番組でした。なんか色んな感情がわいて整理できない音楽のパワーってすごいよね」「『一起加油』一緒にがんばろうこの苦難の中で日本、中国ともに交わさなければならない言葉です。誰もが言うことが出来る素敵な言葉ではありませんか。MISIAさん『明日へ』に込められた友情のメッセージです」などのコメントが上がっています。
大変な状況の中でも、MISIAさんの歌を通して「力を届けたい」というメッセージが伝わってきて感動した人は多いのではないでしょうか。
(文:かんだがわのぞみ)