2月22日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)に伊沢拓司さんが出演。"クイズ王"と呼ばれる伊沢さんですが開成高校時代にNo.1と言われることへの葛藤があったと明かし話題を集めました。
■伊沢拓司「常に学校に救急車待機」開成高校の運動会を語る
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— 【公式】TBS「人生最高レストラン」 (@jinseisaiko1) February 21, 2020
今回のゲストは。"クイズ王"として『東大王』などの番組で活躍する伊沢拓司さん。そんな伊沢さんというと開成高校時代に「全国高等学校クイズ選手権」に出場して2連覇を達成したことでも知られています。
開成高校の話題が出たところで、極楽とんぼ・加藤浩次さんは「変わり者多いの?」と質問。すると、伊沢さんは「変わり者多いですね。ブラウン管のテレビ持ち運んでそれでゲームやってる奴とかいました」と回答。
また、開成高校の有名な運動会について伊沢さんは「運動会は校内の一大イベント。とにかく本番が熱くて、午前7時開始、午後7時終了で、各学年がバッチバチに体をぶつけ合う競技ばっかりなんで常に学校に救急車待機」とコメント。
伊沢さんによると、秀才が集まる開成高校の運動会ということもあって「棒倒し」などの競技では頭脳戦が繰り広げられるのだとか。
そうして作戦を練って戦うこともあり、「みんな負けたら組のブースに行って土下座するんですよ、それを他のメンバーが起こしてあげるみたいなのが毎回あって。勝ったら勝ったでもう泣いちゃって、なぜか土下座する」と、開成高校ならではの流儀を明かします。
■伊沢拓司が明かす高校時代の葛藤とは?
そして、番組の主旨である「本当に美味しかった」ものとして語ったのは「高校生クイズ」の優勝旅行で訪れた、アメリカ・ニューヨークで食べたフィレステーキ。
この時の経験について、伊沢さんは「優勝して手に入れた自由。高校生じゃ手にできないはずの自由を手にして食べた味なので超えられないと思います」とコメント。
また、伊沢さんは「高校生クイズ」で2連覇を達成して世間的にはNo.1と言われるもテレビでは放送されない大会では、同じ開成高校の1つ年下の後輩に負けて「ずっと2位」だったことを明かします。
当時を振り返り、後輩に負けて自分がNo.1ではないことを知っていたからこその葛藤があったと語る伊沢さん。だからこそ、ニューヨークで食べたステーキは「束の間の勝利の余韻」を味わえた特別なものだったとのこと。
■伊沢拓司「ずっと1番だったら今ここにはいない」モチベーション語り「尊敬できる」と話題
一方で、伊沢さんは「ずっと1番だったら今ここにはいない。そういう人がいたからこそ自分は悔しさを覚えることができたし、悔しさがクイズの原動力になっている。今でも自分が一番になってないという気持ちがずっとあるからこそ、まだ続けられてるのかなと思います。そういう意味では感謝ですね」と、負けることの悔しさがモチベーションになっていることを語りました。
ネットでは「伊沢さんの尊敬出来るところって、ただ単に勝利しまくってる訳じゃなくて、やっぱり挫折もあったりするところ」「世の中では『完璧』『No.1』って思われてても裏ではそんな訳でもない。努力の塊だなぁ。ガチめに尊敬できる」「伊沢さん素敵すぎた号泣。こうして今活躍してる姿が見られて本当に幸せだなと思う」「めちゃくちゃ面白かったし良い話聴けた」などのコメントが上がっていました。
後輩に負けたことで"天狗"にならず、今でも努力を続けられると話す伊沢さんの言葉は素敵でしたね。また、有名な開成高校の運動会が想像以上に熱いという話も興味深かったのではないでしょうか。
番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://tver.jp/episode/68741377
(文:かんだがわのぞみ)