2月20日の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)は、「ザ・ノンフィクション大好き芸人」(フジテレビ系)を放送。本家「ザ・ノンフィクション」でもナレーションを務めたチャンス大城さんが小出真保さんに告白をする場面が話題を集めました。
■「ザ・ノンフィクション大好き芸人」を放送
2.20(木)の アメトーーク!に出演します。ザ・ノンフィクション大好き芸人。細かすぎてでノンフィクションネタで優勝 本家でナレーションやらせていただき オーディション枠でこの地へ。まさかでしたが まだまだまだまだである芸人の道🙇♀。
色々忘れられない日となり感謝です!よろしくお願いします。 pic.twitter.com/3zSDqsFfSI— 小出 真保 (@mahokoide) February 16, 2020
今回は、フジテレビで放送されている「ザ・ノンフィクション」がテーマ。雨上がり決死隊・蛍原徹さんから「許可を取っているの?」と聞くと、土田晃之さんは「許可は、一切取ってません」と堂々と宣言。
そんな土田さんは、同じジャンルのドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)が夜の10時台、11時台に放送されていることを説明しました。
一方で、「ザ・ノンフィクション」は日曜の午後2時という「人間が一番リラックスして何も考えてない時間」に放送されていることを強調。
また、「情熱大陸」「プロフェッショナル」はその分野の成功者が「人生の哲学を語る」のに対して、「ザ・ノンフィクション」に登場するのは"人生を後悔している"ワケありの人が多いと解説しました。
そうしたこともあり、土田さんは「でも、なんか自分の人生も考えさせられるんですよ。もっと俺もああやって頑張って生きなきゃいけないなとか、あの人に比べたら俺が悩んでる事なんか大したことないんだなとか、本当にいろんな事を日曜のお昼に思わせてくれるんです」と番組の魅力を熱弁。
また、千原ジュニアさんは、テーマ曲「サンサーラ」のサビの歌詞「生きて〜」が流れるタイミングに命をかけているとディレクターから聞いたことがあるそう。
そして、ジュニアさんは2019年9月22日放送に放送された「半グレをつくった男」をテーマにしたときの「生きて〜」が流れるタイミングが素晴らしかったと絶賛しました。
■『アメトーーク!』でガチ告白!?チャンス大城が小出真保に…
アメトーク
ザ・ノンフィクション芸人私の私生活のノンフィクション映像に
ジュニアさんがナレーションしてくれました!感謝です!!
ユニットコント
まほ&チャンスは
またやりたいと思っておりますユンボの工藤さん
現場監督はじめ
作業員の皆様アメトークの皆様
ありがとうございました pic.twitter.com/ZDhTze7iJx
— チャンス大城 (@ooshirofumiaki) February 20, 2020
番組では「ザ・ノンフィクション」風のドキュメントを制作。その中の一つにチャンス大城さんが出演。
"「ザ・ノンフィクション」風"なので演出の部分はありますが、女房子どもに愛想を尽かされて逃げられたこと、そして、不良に生き埋めにされるも奇跡的に助かったなど真実のエピソードを随所に挿入。
本家にも出演できるのではと思わせるような人間の悲哀を見せた大城さんはスタジオに登場すると、VTR内で話していた「好きな人」が「ザ・ノンフィクション大好き芸人」の小出真保さんであることを明かします。
実は2人はバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)内のコーナー「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」で、一緒にネタを作ったこともあるそう。その時から大城さんは小出さんのことが好きなのだそう。
そして大城さんは交際を申し出るのですが「ごめんなさい!結構(大城さんが)好きなんですけど、忘れられない人がいて…」と断る小出さん。本気でショックを受けた大城さんを見兼ねたジュニアさんが「サンサーラかけて〜」とオーダー。
すると、なんと中孝介さん本人がサプライズ登場して「サンサーラ」を披露しました。
■「ザ・ノンフィクション」風のオチが話題
大城さんが振られてしまうというオチについて、ネット上では「チャンス大城が小出真保にフラれて生サンサーラを聴くというのは演出の想定内だろうけど、彼女が放った『忘れられない人がいる』って断り文句は正にザ・ノンフィクション」「ぷっつり終わった感じがする。小出さんの忘れられない人って?これは本家(ザ・ノンフィクション)で、やりましょう」「アメトーク『ザ・ノンフィクション大好き芸人』チャンス大城さんがリアルすぎて爆笑」などのコメントがあがりました。
偽ドキュメントですが「ザ・ノンフィクション」のエッセンスを凝縮した大城さんの出演のシーンは秀逸でしたね。また、土田さんは日曜の2時という時間を強調していましたが、あの時間に二元論的に単純化できない人間の生き様を見せるところが番組の魅力なのかもしれませんね。
(文:かんだがわのぞみ)