11月11日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)は、麒麟・川島明さんを講師にした「キン肉マン」をテーマにした授業が行われ話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
麒麟・川島明が語る「キン肉マン」の"しくじり"とは?
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この日の授業で講師を務める麒麟・川島明さんが、「キン肉マン」の代表的な"しくじり"として紹介するのは「描き間違いが異常に多い」こと。例として「ジェロニモ」という名前のキャラクターが悪魔将軍と1対1で戦う場面があるにも関わらず、別の巻では「ジェロニモ」の名前が「アパッチ」となっていることを指摘。
名前が変わってしまった理由について、川島さんはジェロニモの必殺技「アパッチのおたけび」のせいでごっちゃになってしまったのではと推察。
また、「ス」に半濁音の記号の丸がついた擬音があり読めないことや、キャラクターのデザインを平気で変えてしまうことも「キン肉マン」の"しくじり"として川島さんは紹介。ちなみに、キャラクターのデザインを変える理由について川島さんは「人気がでなかったから後で変える」という手法をとっていたとコメント。
ゆでたまご・嶋田隆司先生がコメントを寄せる
川島さんは「キン肉マン」のツッコミをどころを指摘した上で最後「元祖炎上商法」とまとめます。このことについて原作者のゆでたまご・嶋田隆司先生に尋ねてみると、擬音の読み方については初めて聞いたとコメント。
また、ゆでたまご先生は「元祖炎上商法」という分析について、自身が小さい時に読んできた漫画もそうしたミスがあったとした上で「変なところを残す漫画は絶対必要。今僕らが言われてるのはすごく嬉しい。ミスへのツッコミで盛り上がってくれるのは"してやったり"」と、そうした矛盾も含めて楽しんでもらえればと見解を述べました。
ゆでたまご先生のインタビューをふまえて川島さんは「完璧なものよりもちょっとしたしくじりがある方が愛される」と「キン肉マン」から学べる教訓を語り番組を締めくくりました。
鬱憤を晴らすかのような嬉しそうな顔…『キン肉マン』で日向坂ファンがざわついた!?
この日は大好きな「キン肉マン」をテーマにした放送だったこともあり、オードリー・若林正恭さんは「イチバーン! 」とネプチューンマンの右手人差し指を立てる決めポーズを披露。
また、若林さんは「(しくじり先生が)最終回でいいと思ってる」と「キン肉マン」への熱い想いを吐露しました。
ネットでは、放送を見た人から「昨日のしくじり先生のキン肉マンの回、若様本当に大好き過ぎて、過去一番楽しそう」「昨日の『日向坂で会いましょう』でオードリーさんがメンバーにキン肉マン企画に難色を示されていたことと合わせて見ると更に面白くなる今回…」「今日のは、局の垣根を越えた日向坂で会いましょう連動企画 笑」などのコメントが上がっています。
若林さんは別番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)でMCを務め、「キン肉マン」について扱うコーナーを行なっています。実は、前日の放送で、日向坂46のメンバーが「キン肉マン」を扱うことに難色を示していて、若林さんは鬱憤を溜め込んでいたようでした。その流れから今回の「キン肉マン」企画で、"あの鬱憤"が晴れたような若林さんの嬉しそうな姿を見ると、さらに面白く感じた人も多いかもしれませんね。
番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://abema.tv/video/episode/88-77_s1_p30
(文:かんだがわのぞみ)