11月4日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に、元"いいとも青年隊"の工藤兄弟が出演。恵まれた環境からの"しくじり"を語る中、生徒役の元NMB48・山田菜々さんが放った名言が話題となりました。
(画像:時事)
山田菜々『グループ抜けたら増えるの体重だけ』思わず出た名言が話題!!
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— AbemaTIMES (@AbemaTIMES) November 1, 2019
今回登場したのは、19歳の時に「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、事務所に所属してわずか半年で「笑っていいとも!」の8代目"いいとも青年隊"に抜擢されるなど一世を風靡した一卵性双生児の工藤兄弟。
ちなみに、この日はゲストで、生徒役でスターダストプロモーション所属の超特急・村田祐基さん、オスカープロモーション所属の藤江萌さん、そして、元NMB48で現在は吉本興業に所属する山田菜々さんが出演。
吉本興業所属の山田さんは、"オスカー"、"スターダスト"という大手事務所に所属する2人に向けて「本当に今だけですよ」と大きなグループを抜けたら大変だと力説。さらに、山田さんは「グループ抜けたら増えるの体重だけです」と名言を残し笑いを誘いました。
また、山田さんはグループに所属していたことには「後悔はしたくない!」と語るなどキレッキレのトークで爪痕を残すことに成功します。
山田さんの名言に、ネットには「山田菜々さんが『グループ抜けたら増えるのは体重だけ』というパンチラインを放っていて笑ってしまった」「グループ抜けたら増えるの体重だけ…名言」「グループを卒業して増えるの体重だけ山田菜々ちゃん名言すぎる」などのコメントが上がっています。
工藤兄弟が自らの"しくじり"を語る
オーディションを受けた工藤兄弟ですが、本番では手応えがなかったもののそれでも合格したのは"双子に生まれただけ"と本音をこぼします。また、周りからチヤホヤされたこともあり「芸能界ってチョロいぜ!」と勘違いをしてしまったとのこと。
そうした中で「笑っていいとも!」の"いいとも青年隊"に抜擢されるのですが、当時の「笑っていいとも!」レギュラー陣はウッチャンナンチャン、ダウンタウン、笑福亭鶴瓶さん、明石家さんまさんなど超豪華なメンバーでした。
当然、新人の工藤兄弟は彼らに挨拶に行くのですが、その時ことごとく「和田アキ子さんから聞いているよ」と言われたとのこと。事務所の大先輩・和田アキ子さんが事前に工藤兄弟のことを伝えてくれていたようです。工藤兄弟によると、他にも「六本木界隈のどこの店に行っても顔パスでタダだった」という特権もあったそう。
工藤兄弟が伝えたい教訓とは?
双子が珍しいと人気になった工藤兄弟は、そのことを強調するため「髪型と服装は全部一緒にしなさい」と言われたそうです。しかし、本人たちは一緒に見られるのが子供のころから嫌だったそうで「俺たちの個性をちゃんと見てくれよ」と反発心を抱いたと語ります。
そうしたこともあって、マネージャーに感謝するどころか不満ばかり口にするようになり、スタッフにも「名前テロップを別々に出して」と注文するようになった工藤兄弟。
そうなると周囲の人間にも「あいつらに関わると面倒くさい」という空気が生まれてしまいます。さらに、"いいとも青年隊"卒業後も双子をネタにした仕事ばかりきたことに嫌気がさした工藤兄弟は「双子ネタを完全拒否」するようになってしまいました。
ただし、工藤兄弟は双子ネタを拒否したものの、特別やりたいこともなかったそうで、その結果、仕事はゼロになり、2008年には芸能界を引退。
最後、工藤兄弟は「ぬるま湯に浸かっている自分を否定するならそこから出るビジョンをちゃんと持とう」と教訓を語り番組を締めくくりました。
工藤兄弟の教訓は、どのような目標を持って芸能界に入ったのかを明確にし、目標を達成するための努力の必要性を訴える言葉ではないでしょうか。
番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://abema.tv/video/episode/88-77_s1_p29
(文:かんだがわのぞみ)