毎週日曜放送の嵐・二宮和也さんの冠番組「ニノさん」(日本テレビ系)。10月20日放送では先週に続く「アインシュタイン笑い方程式」企画の後半戦が行われ、ゲスト出演したとろサーモンや、若手実力派芸人・アイロンヘッドのネタに巻き込まれる二宮さんの姿が話題となりました。
(画像:時事)
とろサーモン・久保田「暴言吐いて消されてた」
各業界で活躍する独特な感性を持つ奇才を相手にネタを披露し、面白くないと思えば椅子を回転させ、芸人に背中を向けてしまうというなんともシビアなシステムの企画。
1組目には2017年M-1王者・とろサーモンが登場。ネタ披露前に舞台袖で、中川家・剛さんから「変なこと言うなよ、審査員に対して」と釘を刺されると、とろサーモン・久保田さんは「たしかにオレ昨年末、日本中が凍りつくような暴言吐いて消されてた」と自ら炎上騒動を匂わせ、相方の村田さんから「自分で言うなそんなこと」とつっこまれていました。
このやりとりに二宮さんは「何かあったんですか?」ととぼけて見せ、笑いを誘いました。
「声がテレビ仕様じゃなかった」青山テルマのダメ出しにとろサーモン・久保田の毒舌が炸裂!?
ネタを披露後、この企画の特徴である"奇才たち"からのアドバイスが。音楽界の奇才・青山テルマさんから「いろいろあったっぽくて久保田さん声がちっちゃくなっちゃってた」「テレビ久々なのか声がテレビ仕様じゃなかった」とダメ出しされます。
ここでも炎上騒動をいじられる久保田さんに、相方・村田さんも「どうなの?それはテレビ久々なのか」と確認。すると久保田さんは「すごい今のディスですよ」と落ち込んだ素ぶりを見せつつ、いつもの毒舌キャラにシフトチェンジ。
空のペットボトルを片手に「反省してますけど、これがあなた(テルマさん)やったら一瞬で」と早口でまくし立て、ぐしゃっと潰します。ついに毒舌キャラが炸裂してしまった久保田さんにスタジオは悲鳴と笑いが入り混じりましたが、当のテルマさんは、ダメ出しに全力で毒を吐いた久保田さんの"らしさ"に大爆笑していました。
ファッション界の奇才・森泉さんからは「元気がないのか…もっと元気よく。なんか久々なんだからさぁ」と、さらに追求され、元気よくネタをすることに。しかし、スタジオの空気は微妙、森泉さんだけが満足する結果となり、とろサーモン・久保田さんは「何がおもろいねん」と不服にツッコミを入れ、笑いが起こっていました。
歌ネタに青山テルマから本格的なJ-Popのアドバイス⁉
2組目には、歌ネタで人気の若手実力派芸人・アイロンヘッドが歌ネタを披露。
青山テルマさんから「最初のABはテンポよくいって」と芸人のネタに対するものとは思えないミュージシャンらしいアドバイスにがあり、本人達も「A?B?」と混乱。
さらに「サビでテンポよく、ブリッジでテンポを落とす」と、楽曲についての本気のアドバイスが。これにも「ブリッジはどこ?」とアイロンヘッドの二人はまた大混乱。
本来J-Popの曲はAメロ、Bメロ、サビ、Aメロ、Bメロ、サビ、ブリッジという作りになっているという青山テルマさんの本格的な説明に、中川家礼二さんからは「J-Popでいいの?」と的確なツッコミに笑いが起きます。
アイロンヘッドのネタに巻き込まれる嵐・二宮
そしてアイロンヘッドの1番のお気に入りのボケだという"最後に振り向いて笑顔"の部分が面白くないと指摘されます。自然な笑いの方がいいとアドバイスを受けますが上手くできず、中川家・礼二さんから「ニノどう?」と二宮さんに無茶振りが。
振り向いた二宮さんのアイドルスマイルが決まると、スタジオからは「やっぱり違う!」と歓声が起こります。さらに、踊った方がいいというアドバイスを受け、旗を振りながら踊ってみるもののやっぱり笑顔がよくないと不評のアイロンヘッド。
見かねた礼二さんから「ニノどう?」とまたも無茶振りを受けます。さっきの踊りに敵うわけないと言いながらも、華麗に旗を振りながら踊り、完璧な笑顔を決めた二宮さんにスタジオも「かっこいい!」「笑顔が完璧なんすよね」「全然違う」「自然」と次々に絶賛の声が。これにはネットでも「ニノ、かわいい」「これぞジャニーズ」「無茶振りに答えるニノ、最高」などの。
鬼才たちのアドバイスも無茶苦茶なようでも意外に的を得ていたようで、最終的に中川家・剛さんは「すごいメリハリついて、すごい良かった」と評価し、締めくくりました。
今回登場した、とろサーモンとアイロンヘッドには、ネットでも「とろサーモン、やっぱ面白い」「アイロンヘッドの曲頭から離れない」などの声があがっていました。二宮さんがどんな無茶振りにも対応する積極的な姿は流石だったのではないでしょうか。