10月14日に、ディーン・フジオカさんが主演を務める「シャーロック〜アントールド・ストーリーズ〜」(フジテレビ系)の第2話が放送されました。第2話では、ディーンさんとゲストで出演した菅野美穂さんの演技合戦が話題となりました。
(画像:時事通信フォト)
第2話あらすじ
ドラマでは、フリーランスの犯罪捜査コンサルタント・誉獅子雄(ディーン・フジオカ)と精神科医・若宮潤一(岩田剛典)のコンビのもとに、警視庁捜査一課の警部・江藤礼二(佐々木蔵之介)から捜査への協力依頼の連絡がきます。
江藤が協力を依頼したのは、運転免許証や銀行キャッシュカードなどの所持品から高橋博美という女性が急行列車に轢かれて死亡した事件。ただし、遺体を調べた結果、亡くなった遺体の女性は博美ではなく別の女性だったことが判明します。
遺体の女性の正体、本物の博美はどこにいるのかを調査することになった獅子雄と若宮は、過去に彼女がトラブルに巻き込まれた時の弁護を担当した弁護士・青木藍子(菅野美穂)と面会することに…。
第2話のモチーフは「ダーリントンの替え玉事件」
第2話のモチーフとなっているのは「シャーロック・ホームズの冒険」の「ボヘミアの醜聞」の中で、ホームズが回想する「ダーリントンの替え玉事件」。
また、劇中では獅子雄が「人は危機に瀕した時、無意識に一番大事なものを見る」と言う台詞も、「ボヘミアの醜聞」の「自宅に火がついたと思った時、女は本能的にすぐ最も大事な物のところに駆け寄る」という言葉のパロディになっていたのは、興味深い場面だったのではないでしょうか。
他にも「ダーリントンの替え玉事件」とは関係ありませんが、変声機で声色を変えて、若宮にちょっかいを出す姿も小ネタとして楽しめるシーンになっています。
ディーン・フジオカがビンタされたのに"最高"?キザな仕草に「圧倒的な美」の声!
さらに、第2話の見せ場となったのはディーン・フジオカさんと菅野美穂さんの演技合戦でした。
菅野さん演じる青木藍子の秘密を知った獅子雄は挑発的な言葉で真実を突きつけると、感情的になった藍子は獅子雄にビンタ。痛がるものの、藍子の横に座り優しくソファーの縁に腕を回し獅子雄は、涙ぐむ彼女に「もっともらしい顔して人を救いたいとか言ってるときよりもよっぽど美しい」という言葉を伝えます。
藍子の仮面が剥がれ本性があぶり出される瞬間の菅野さんの演技も絶妙で、キザな仕草や台詞を完璧に決めてしまうディーンさんの魅せ方も必見の名シーンに仕上がっています。
ネットには「藍子の告白を聞いた後の獅子雄さん『よっぽど美しい』憐れみとも感嘆ともつかない表情が秀逸」「おディーン様ビンタされてもイケメン」「ビンタされた所がとてつもなく最高でした。いいね、美女からビンタされてるディーンフジオカ!!!ビンタされてんのに圧倒的な美」などのコメントが上がっています。
ディーンさんと菅野さんのやり取りは秀逸で、他にも藍子が「不謹慎なゲームに付き合う気はないわ」と伝えると、獅子雄が「この世で起こることはゲームだって思っているぐらいがちょうどいいんじゃない?」と言い返す洒落た台詞の応酬も見どころになっています。
最後、藍子が再登場する可能性に含みをもたせた台詞もあったので、菅野さんの再登場に期待したいですね。
ドラマは見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://tver.jp/corner/f0040866
(文:かんだがわのぞみ)