黒木華さんが主演を務めるドラマ「凪のお暇」(TBS系)の第9話が、9月13日に放送されました。第9話では我聞慎二(高橋一生)にビンタをお見舞いする市川円(唐田えりか)の姿が話題を集めました。
(画像:時事)
「凪のお暇」第9話のあらすじ
大島凪(黒木華)の前に、母・夕 (片平なぎさ) が現れ、凪は母に仕事を辞めてしまったことがバレてしまい、動揺を隠せません。
追い詰められた凪を救うために我聞慎二(高橋一生)は、咄嗟に自分たちは婚約中と嘘を言ってしまいます。
とりあえず、この場は凌ぎきるものの、大島家と我聞家では両家顔合わせをすることになってしまい、本当のことが言えず、一歩も後に引けなくなった凪と慎二。
そんな慎二に凪と同じアパートで暮らす住人たちは、凪と結婚したいためにわざと嘘をついたのではないかと疑いの目を向けますが…。
市川円(唐田えりか)「まだ、可能性があるのかなと思いたくて…」
会社を休み、しばしの休暇中に凪と同じアパートで暮らす中、彼女に本当の自分を知ってもらえるようになった慎二。しかし、慎二には凪と別れた後に交際を始めた、会社の同僚の市川円(唐田えりか)という新しい彼女がいます。
大阪支社から東京本社にやってきた円は、周囲の人間から"空気クラッシャー"と影口を叩かれることについての悩みを慎二と凪の前で告白。
頑張っているのに、周りから自分の存在が空気を悪くすると言われていることに円は内心傷ついていました。
慎二が元カノの凪を忘れられないでいることに薄々は感づいている円は、慎二に視線を向けると「わかってくれてるて思ってたから、まだ、可能性があるのかなと思いたくて、でも…」と涙ながらに訴えます。
彼女の気持ちを知り、「市川ごめん…」と伝える慎二。すると、円は「ご結婚おめでとうございます」と言うなり、そのまま、外に飛び出して行きます。
高橋一生が安定のクズっぷりを発揮!
凪にふられてしまいその穴埋めのように付き合うも、凪との距離が縮まると平気で円のことは考えなくなった慎二は、凪が働くスナック 「バブル」のママ (武田真治) からも「最低!」と厳しい言葉を浴びせられます。
外に駆け出した円に慎二が追いつき、後ろから声をかけると円は「我聞さん、少しは私のこと好きでした?」と聞かれ、「もちろん」と即答する慎二。
しかし円が、「どこが好きでした?」と問いかけると、心の声で「どこが好きだったかって…まずは、顔だ」とつぶやくだけで、何も答えられない慎二に失望した円はビンタをお見舞いして彼に別れを告げます。
彼女からビンタをされても、天を見上げ「最後まで、可愛かったな〜」と、反省するそぶりも見せない慎二。ドラマ初回で、典型的なモラハラ彼氏としての言動が話題になった慎二。
しかし、ドラマの回数が進むごとに人間として成長しているように見えましたが、安定のクズっぷりを発揮することになりました。
唐田えりか演じる円に"幸せになって欲しい"の声
ネットでは放送を見た人から、「慎二に傾きそうになったが、円ちゃんのところほんとあかんぞ。」「円ちゃん、幸せになってほしい」「ドラマ版の円ちゃんが本当に健気過ぎて泣ける…往復ビンタしてもいいよ」「円にビンタされても最後まで可愛かったと心でつぶやく慎二、マジでクズ」などの声があがっていました。
会社でも必死に仕事をしているだけで、嫉妬から同僚に影口を言われることに傷ついていた円にとって唯一の心のオアシスは慎二の存在だったはず。
にもかかわらず、慎二から酷い仕打ちを受けてしまう円がとにかく不憫でした。フィクションのキャラクターではありますが、円には慎二よりもいいひとを見つけて、幸せになって欲しいですね。
ドラマは見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://tver.jp/corner/f0039699
(文:かんだがわのぞみ)