Hey!Say!JUMPの山田涼介さん主演の金曜ナイトドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)。第4話では、由香とセミオの切ない恋模様もさることながら、V6の三宅健さんが放った絶妙な"スパイス"が話題となっています。
V6・三宅健さんは由香(木南晴夏)の兄役として出演中
解禁🎉!!#V6 #三宅健 さんが『セミオトコ』にご出演‼️👏🏻
お写真見ました…?!
ご覧ください、こちら!どどん😳!!
いったい #伝説のヤンキー とは⁉️
またまた楽しみが🙌🏻!!#セミオトコ#伝説のヤンキー#由香のお兄さんなんです#奇跡の39歳#もうすぐ40歳…やっぱり奇跡✨ pic.twitter.com/HoiF7qdpow— 【公式】金曜ナイトドラマ『セミオトコ』7月26日(金)スタート (@semio_tvasahi) June 26, 2019
ヤンキー兄貴を演じる三宅健、自身の名曲を劇中でパロディ化
すっかり定着化した、アパートの住人揃っての朝ごはん。この日の朝食はおかゆをメインに、"おかゆがすすむ一品"を各自持ち寄ることに。
美奈子(今田美桜)が福岡の実家から送られてきたという辛子明太子と高菜を提供すると、由香(木南晴夏)は実家から何も届かない代わりに、職場である国分寺中央食品のしば漬けを差し出します。
そのまま、由香は実家に暮らす両親と兄の現在に思いを巡らせることに。
由香の空想内に登場した、兄の健太(三宅健)は、自身の愛車である改造自転車のメンテナンスをしながら、何やら歌を口ずさんでいます。
よく聞いてみると、「お〜おお〜さぁワニになって踊ろう〜」というもの。
なんと、三宅さんが所属するV6の代表的ヒット曲『WAになっておどろう』のパロディだったのです。
どうやら健太は、この歌詞を勘違いして覚えているらしく、これを聞いた父親のヒロシ(高杉亘)から「ワニじゃないだろ、"わ"だろう」と突っ込まれてしまいます。
すると健太は、「は?ワニに決まってんじゃん。ていうか、"わ"ってなんだよ、"わ"って」と反論。
するとヒロシは、「"わ"は"わ"だろうがよ。和食の和だよ」と言い放ちます。
こうした、少々まぬけでありながら愛すべき大川家の会話に対し、ネットでは「健太の『WANIになっておどろう』で盛大に笑ったw」「『大川家の日常』でスピンオフドラマやってほしい!」「切ない中にも、大川家のおバカな感じがいいスパイスになってる!」などの声が上がっていました。
突然の名言『ボケる行為は、人の信頼から生まれる』が深いと話題に
また朝食中、つい先ほど由香がセミオ(山田涼介)に対して「ボケた」という、ある出来事の話題になります。
2階の自室から顔をのぞかせる由香に、庭にいるセミオが「ごはんだよ!早く降りておいで」と声をかけると、由香は「飛ぶよ!」と、2階から飛び降りる真似をしました。
その後「冗談だよ〜!」と翻したことについて、小川(北村有起哉)は「(ボケとしては)これっぽっちも面白くない」と発言。
これに対しマサ(やついいちろう)は、「面白いかどうかじゃない」と話し、「ボケるっていう行為は、人の信頼から生まれる関係」であり、相手に受け止めてもらえると思うからこそボケられるのだ、と持論を展開しました。
こうしたマサの発言に、一同納得。さらに由香は、「さっきの(飛ぶよ!の発言が)が人生初ボケだったかも…」と気付きます。
思わぬタイミングで出た深い精神論に、ネット上では、「相手が受け入れてくれるという安心感。信頼関係が試される…うん、わかるな」「深い…言葉のキャッチボールってそういう事だよね」などの声が上がりました。
主人公・由香の"人生初嫉妬"に共感する視聴者続出
楽しい朝のひとときを過ごす中で、またもや仕事があることを思い出し、憂鬱になる由香。そんな由香にセミオは、「一緒に行ってもいいですか?」とたずねます。
職場にセミオを連れて出勤すると、たちまち女性職員たちに囲まれて、セミオはアイドル状態に。
こうした状況が面白くない由香は、顔を歪めて女性たちを睨み付けますが、ふと正気に返り、先輩である翔子(佐藤仁美)に「この感情、ひょっとして嫉妬というやつでしょうか…?」と確認。
翔子が肯定すると、由香は「すごい…これが、かの有名な嫉妬…!」と、自身初の体験に感動を覚えます。
ネット上では、「どす黒い感情を堪能しちゃうおかゆさん、可愛いなぁ〜ほんと好き!」「残虐な表情するおかゆさんも良いよ!」「知らない間に経験してしまっているような取りとめのないことを、一つ一つ丁寧に経験していっているおかゆさん。見てて甘酸っぱい気持ちになる」などの声が上がっていました。
ついにセミオ自身が実感した死と別れの予感に「たまらなく切ない」の声
そして物語後半では、過呼吸に苦しみ、人知れず倒れてしまった春(山崎静代)の危機をセミオが察知し駆けつけたことで、春を助けることができました。
このことをきっかけに、セミオは自身の命が残り少ないことを実感し、死への恐怖とともに由香と別れる寂しさを感じてしまいます。
ネット上でも、「大切な人ができて初めて死が怖くなる、という恋や命の本質を描き出しているのが、さすが岡田さん脚本」「一生懸命、死への恐怖やいなくなることの淋しさを打ち消そうとしてるセミオくんが、たまらなく切ない」などの声が多数あがり、今後の展開がますます気になる様子。
次回の『セミオトコ 第5話』も、目が離せませんね。
(文:アイドル担当ライター くる美)