クリスマスイブ恒例の「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2018」が今年も12月24日の深夜にオンエア。今年は一番初めに登場した7歳の少女の番号を聞き間違えるという、トラブルが発生。気まずい雰囲気になりますが、最後に登場したSKE48松井珠理奈さんが臨機応変な対応を見せたことが賞賛されています。
7歳少女の回答を聞き間違えた?
?深夜1時10分~放送?
『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2018』?聖夜の不幸話に合格の鐘が鳴る!豪華賞品が当たる不幸話電話を生放送で大募集。
(フィギュアスケート中継の延長による放送時間変更の可能性あり)https://t.co/D9rbZrbtVx#fujitv pic.twitter.com/FUN13nd0GR— フジテレビ (@fujitv) 2018年12月23日
クリスマスイブの人気番組「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2018」が24日放送。番組の内容を軽く紹介すると、事前募集のハガキor当日の電話で視聴者から不幸話を募集して、MCの明石家さんまさんと八木亜希子さんが電話をかけるというもの。早速始まった番組では、最初にハガキで応募した7歳の女の子が登場。女の子は不幸話として、「給食のお代わりジャンケンで負けた」という可愛らしいエピソードを紹介。ちなみに、お代わりジャンケンで負けた食べ物は「小玉スイカ」で、これがさんまさんの笑いのツボにハマることに。普通ならこのぐらいの不幸話では、選ばれることは珍しいですが、可愛いお話をしてくれたこともあり、7歳の女の子にはプレゼントが当たるパネルを選択することに。1回目はハズレてしまいましたが、さすがにかわいそうなので、2回パネルをめくれることになりました。7歳の女の子は「10」と答えますが、番組側は聞き間違えて「9」のパネルを開き、こちらも「ハズレ」。25枚のパネルの内、2枚しかない「ハズレ」を2回連続で引くという予想外の展開に。女の子ははっきりと「10」と答えており、ちゃんと「10」と言ったのにと抗議していました。MCの2人は子供が駄々をこねていると女の子の言葉を受け取り、そのまま、次の人に電話をつなげてしまったことが物議を呼びました。
やや不穏な空気に?
聞き間違えたのに、女の子をフォローすることもなく、そのまま番組が進行したことで、例年なら楽しい番組のはずがどこか重たい雰囲気になります。「小玉スイカ」は、番組中で何度かネタにされ、南米出身の奥さんに祖国に逃げられて娘のプレゼント用に渡したお金で、豊胸手術したエピソードで胸のサイズを聞いた時などにも登場し番組を盛り上げていました。
空気を一転させた松井珠理奈のバラエティ能力の高さに賞賛の声!
そうした中、最後に電話が繋がったのがSKE48松井珠理奈さん。「こんばんは!SKE48の松井珠理奈です!」と元気に登場した松井さんは、不幸な出来事として「今年総選挙1位になったんですけど、そのあと体調を崩してお休みしてしまったんですよ。そうしたらCDのジャケット写真が、私の所だけ青空になっていて、卒業写真の休んじゃった人みたいになってて、悲しかったなあーっていう」というエピソードを紹介。さんまさんが「それくらい?」と塩対応を見せると、松井さんは「終わりです。さんまさんとしゃべりたくて」と本当の気持ちを暴露。本当のことを話してくれたこともあって、パネルをめくる権利を獲得した松井さんは、さんまさんから「おっぱいは?」と振られると「小玉スイカ」と100点満点の回答で答え、「さすが総選挙1位」と絶賛されることになります。さらに、松井さんは、冒頭の7歳の女の子がうったえていたパネルの「10」を選択。スノーボードのセットをゲットしました。さんまさんお気入りのワード「小玉スイカ」で笑いを取りつつ、他の人がスルーし続けていた「10」を明けることで、気まずい雰囲気を振り払った松井さん。視聴者からも彼女のバラエティ能力の高さが賞賛されることになりました。
「小学生以下は応募できないようにしたほうが」批判的な意見も
放送見た人からは、「10番って言ったのに9番扱いされて」など、最初に登場した女の子がかわいそうという意見があがっていました。また、「小学生以下は応募出来ないようにした方がいい」「さんまさんも大迷惑なのでは」など、批判的な意見もあがっていました。やはり、最初の聞き間違いは相手が7歳の女の子なので残念だと感じる人が多かったようです。MCの2人も電話が聞き取りにくいのであれば、少しだけ間を置いてあげたり、スタッフがカンペで番号を伝えるなどの対応策もあったのかもしれません。松井珠理奈さんの機転には、「小玉スイカと10番持ってったのは分かってるなー」など、賞賛の声が多くあがっていました。トラブルこそありましたが、ラストの松井さんの瞬発力の高さに救われたのは素晴らしい展開で、さすがの長寿番組は何か奇跡が起こるようです。(文:かんだがわのぞみ)