女優の戸田恵梨香さんが主演を務めるTBS系金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(15分拡大版)が最終話を迎え話題になっています。今作は、若年性アルツハイマーにおかされる女医・尚(戸田さん)と、彼女を明るくけなげに支え続ける元小説家の男・真司(ムロツヨシさん)の、10年にわたる愛の奇跡を描く王道の純愛ラブストーリー。SNSをはじめネットで大きな話題になるなど注目を集め、最終話が放送されると大きな反響とともに『大恋愛ロス』が拡大しているようです。
皆さま、
もう何も言いません。ただ、ただ、
見てほしい。最終回です。
皆さまの心に届きますように。#大恋愛 #最終回 pic.twitter.com/1jVl5YhyXG— 金曜ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」【公式】最終回は今夜10時❣️15分拡大スペシャル? (@dairenai_tbs) 2018年12月14日
発見された尚は、愛する人さえも忘れてしまった
涙腺崩壊。
むりだ。
死ぬより生きてて記憶がなくなる方が嗚咽するほど涙が止まらない。#大恋愛~僕を忘れる君と pic.twitter.com/AL0YxsNcoG— s.s.s.o.r.a (@DISNEY25SORA) 2018年12月14日
本当に涙涙でした。
ずっと、ほんとに。とても感動しました。
色々な感情になったドラマでした
これからもずっと幸せで、、、本当に大好きなドラマでした#大恋愛~僕を忘れる君と pic.twitter.com/c9JUhgxSd9
— あや (@pkwHB1UdkQcBQYj) 2018年12月14日
物語は、尚が姿を消して半年が経過するも、消息は一向につかめず、8ヶ月が経った頃。尚の消息に不安を案じた母が、テレビの行方不明者捜索番組で情報提供を呼びかけたところ、尚が“空に向かって突っ立っている煙突”が見える海辺の診療所に身を寄せていると一報が。“空に突っ立っている煙突”は、真司のデビュー作『砂にまみれたアンジェリカ』に登場する、尚が最も好きな一節。しかし、尚は会いに来た真司を思い出せない状態に。最も残酷であり、胸を打たれた現実にネット上では、「切ない」「涙が止まらない」「ついにこの時が来た」などといった同情の声とともに始まったのは視聴者の涙腺崩壊。さらに、尚はもしも家族が自分の居場所を探し当ててきたら渡してほしいと、診療所の院長にビデオカメラを託し、残された映像には数々の息子・恵一の写真と尚の動画が。記憶を失う前の尚が懸命に真司への愛を伝えようとする姿に、真司ともども大号泣。ドラマとはいえども、涙を誘うムロさんの圧巻の演技は役者として“箔”が付いたと言っても過言ではありませんでした。
感動のシーンに大号泣!タイトル通りのストーリーに感極まる
バッドエンドなのかハッピーエンドなのかは別として
尚ちゃん一瞬でも思い出せたのに
もうもうもう????愛し愛され生きた尚ちゃんがうらやましい
真司の本全部読みたい!
泣けた…こりゃ、泣くわ。
— 星野英彦推し☆ミウ★ゆるふわに瞬殺 (@miu_hide0616) 2018年12月14日
切なすぎる…?
まさに純愛?
涙が止まらない???#大恋愛#大恋愛~僕を忘れる君と pic.twitter.com/gWw3se0ieo
— ?tomoどん?私がしたRTへの♡.RTはその方のホームで? (@springs_sakura) 2018年12月14日
そして、海辺にたそがれる尚に「はじめまして」と声をかける真司。尚と自分の出会いを書いた『脳みそとアップルパイ』を少しづつ読み聞かせ始め、診療所に通い続けながら距離を縮めていくのです。やがて、尚は真司が読もうとした一節を先に読み上げ、驚いた表情で尚に向き直った真司に「真司。続き聞かせて」と微笑み、記憶が蘇った瞬間が。涙を抑えながら朗読を続けた真司をしっかりとした眼差しで見つめる尚。「やっぱり真司は才能あるね。すごい」と称える尚を真司は抱き寄せる姿は、まさに感動の大一番。涙なしではいられませんでした。しかし、「この日以来、尚はもう二度と僕のことを思い出すことはなかった。この瞬間は神様が僕らにくれた奇跡だったのかもしれない」と、1年後、残酷な結末を迎えるのです。
戸田ちゃん、ムロさん最高なドラマをありがとうございました(;_;)?#大恋愛#大恋愛~僕を忘れる君と pic.twitter.com/Ni9c3UWE4Q
— namiwa(*Ü*)☞2/3米津さん (@eye_am_nao12) 2018年12月14日
戸田さんとムロさんは、自身の“代表作”とも公言。最終回を迎え、視聴者からは「涙腺が崩壊」「全てが最高のドラマだった」「来週から何を楽しみに生きればいいかわからない」などといった感動の嵐が蔓延。若年性アルツハイマー型認知症という私たちにとっても身近である病について、考えさせられた部分も大いにあったに違いありません。3ヶ月半の撮影を終えた2人は、やり切った感が伺われ、役者としても大きな功績を残したようです。次回の出演作品が今から楽しみです。そして、TBS系ドラマの歴史に名を刻んだ作品として、次の時代へ生き続けていくでしょう。(文:武 眞都子)