2月28日放送の「あちこちオードリー」(テレビ東京系)で、オードリーの若林正恭さんが、相方の春日俊彰さんや漫才への思いを明かす場面がありました。
(画像:時事通信)
■トム・ブラウン、先輩オードリーから刺激を受け伝説のネタを完成
今回のゲストはオードリーにとっては事務所の後輩にあたるトム・ブラウンとヤーレンズ 。
トム・ブラウンは、昨年の「M-1グランプリ」敗者復活戦で見せたネタが斬新すぎると絶賛されました。
前回決勝進出時の2018年から5年を経て完成したトム・ブラウンのネタについて、若林さんじゃ「5年経ってあのネタができたのも嬉しかったんじゃない?」と尋ねます。
すると、トム・ブラウンのみちおさんは「(オードリーとの)関係性にも繋がる所なんですけど、テレビに出初めてお笑いのシステムもわかってきてこうすればウケるとか、自分達はこういう型とか、脳がおじさんになっていくと、漫才がだるかったりダサくなったりとかするじゃないですか。でも、オードリーさんがテレビに出続けるのにシビれるような漫才をするから、それを見てたら我々も本気で命懸けでやらないとダメだなっていう気持ちが僕は繋がってるな」と、先輩のオードリーから刺激を受けていたことを明かします。
みちおさんの発言で嬉しくなった若林さんは「この時間噛み締めたい」と笑顔を浮かべます。
一昨年に開催されたオードリーのネタライブに参加したトム・ブラウン。「M-1」準々決勝用のネタを若林さんに見てもらった布川ひろきさんは感想を聞くと、若林さんは「すっごいおかしいことを言うからね」と前置きしてから「トム・ブラウンのテクニックとかも全部上がってるし、前よりも面白くなってるし、意味も全部わかるし…。だけど、何かちょっとそれが嫌なんだんだよ」と話します。
布川さんは「ウケるためだけのネタをやってる方がいて、そういう人にはなりたくないなって思ってお笑いをやってたんですけど、俺がそうなってしまってたのか。これは若林さんとサトミツ(佐藤満春)さんとにゃんこスターのスーパー3助が言ってました」と、気づきがあったことを明かします。
ただし、スーパー3助さんを三段オチに使ったことについて、ヤーレンズの楢原真樹さんは「3助さんを使うな、最後に」とツッコミを入れます。
■オードリー若林、相方・春日への思いを明かす
オードリーに聞きたいことがあった楢原さんは「売れる、稼ぐモチベーションは?」と尋ねます。
すると、若林さんは「カッコつけるつもりはないんだけど、最初漫才で出て色なことをやるようになるじゃんテレビとか、横に広がってまたすぼまっている感じだね。2人で喋ってんのが面白くて、それより面白いことが結果なかったっていうか」と、春日さんへの思いを明かします。
続けて、若林さんは「漫才ってすごいシステム、2人がこれって面白いよなって思ってやるもんじゃん。感覚とかも色んな人に会ったけど(春日)近いし、そういうのが近い人ってレアだし、ラジオとかも2人で喋ってるから結果こうなって、それがなかったら生きてくのが辛いよね。面白さ的に女の子とかが勝ってれば、お金でとか、それが勝ってればそっちにいったけど、他になかったな」と、春日さんといること以上のものはなかったと告白。
一方の、春日さんは「色々やると、色んなこと全部がちょっと上がる。体張ったのが関係ないやと思いきや漫才が面白くなる。漫才がちょっと面白くなったらロケがいい感じになってちょっとずつ上がっていく」と語ると、深い話が連発の回だったこともあり若林さんは「今日最終回!?」とツッコミを入れて笑いを取りました。
今回の放送にはネット上では様々なコメントが。
「漫才より楽しいことないっていう漫才師は信頼しかない」
「東京ドームも見た後で、二人で話すのが一番楽しいは、エモい」
「ケイダッシュのよさが全面に出てた神回。漫才より楽しいことない、って若林言ってるのいいな。春日のだんだん面白さが上がってくる、ってのもよかった」
東京ドームでのイベントがあった後だけに若林さんのコメントは感動的ですね。また、触発されて「漫才より楽しいこと絶対ない」と言い切る出井さんも熱いですね。
【番組情報】
あちこちオードリー
https://tver.jp/episodes/epkxd0h10y
このあと23時06分放送の
#あちこちオードリー は…ケイダッシュステージの後輩
トム・ブラウンとヤーレンズがご来店!オードリーとの意外な関係性が明らかに!✨
ヤーレンズM-1優勝まであと一歩だった
当時の心境を暴露。お楽しみに!@nobrock pic.twitter.com/RaPGh3ZR2u
— あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 (@AchikochiAudrey) February 28, 2024
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)