<記事提供:COCONUTS>
12月3日放送の「木村拓哉 Flow supported by Spotify」(TOKYO FM)に、4人組ロックバンドのSUPER BEAVER(渋谷龍太さん・上杉研太さん・藤原“35才”広明さん・柳沢亮太さん)がゲストとして登場。
苦難のバンド人生を歩んできたSUPER BEAVERに送った木村拓哉さんのメッセージが注目を集めました。
(画像:時事)
■木村拓哉、服部の先生には「BISTRO SMAP」でお世話になった
ボーカルの渋谷さんは過去にマンスリーゲストして同番組に出演していましたが、今月はメンバー4人全員が揃って登場。
メンバーの中で渋谷さんと上杉さんは、服部栄養専門学校出身という意外な経歴の持ち主です。
渋谷さんが「1年制だったんで卒業するタイミングが」と話すと、上杉さんは「一緒にC組だったね」と当時を振り返ります。
服部栄養専門学校は「SMAP×SMAP」の人気コーナー「BISTRO SMAP」の調理指導も担当していました。
そのため、木村さんが「今日は魚さばくよとか、オムレツが卒業試験だから、みたいな」と話すと、渋谷さんは「よく知ってらっしゃる、流石に」とコメント。
すると、木村さんは「一応、僕は20年間服部の先生にはお世話になってます」と「BISTRO SMAP」を通じて服部栄養専門学校と繋がりがあったことをアピールしました。
■木村拓哉がSUPER BEAVERに伝えたいこととは?
2005年に結成されたSUPER BEAVERは、2009年にメジャーデビューを果たすも、2011年に所属していたレーベル・事務所を離れることを決断。
その後、自主レーベルを立ち上げ活動していましたが、2020年にSony Music Recordsとメジャー再契約を発表し現在に至ります。
過去には解散危機もあったSUPER BEAVERについて、木村さんが「そういう時はどういう話をしたんですか?」と尋ねます。
すると、柳沢さんは「各々が各々の役割でなんとかバンドを存続させようじゃないですけど、味わってる経験は大きくはみんな一緒なんですけど、その守り方がそれがそれぞれ違った。20代前半だったのでバンドそもものだけじゃなくて、自分のこともなんとか守っていかなきゃ崩れないようにって」と振り返ります。
また、柳沢さんは「なので、どうしたら上手くいくのかっていう会話もありつつ。やや、当時はですけどお互いを責めるようなことも多かったような気がします。『もっとお前が踏ん張れば』とかみたいなこともあって、それに対して『俺はこういう所をこうやって守ってるつもりなんだけど』みたいな会話は結構あったような気はしますね」と、メンバー同士で言い合いになることもあった明かします。
この話を聞いた木村さんは「なきゃダメなんです、そういうのが…本当は!すげぇそう思うよ」とコメント。
そして、木村さんは「その時間を過ごしたからこそ…。本当の正面衝突はなかったにせよ、色んな摩擦って生まれるじゃない。摩擦は一人じゃできない訳で、摩擦を共有しあった人だからきっと分かり合えることもあるだろうし。だから今、19年目を迎えられてるんじゃないかなと思うけど」と、SUPER BEAVERのメンバーに語りかけました。
今回の放送にはネット上で「今日の木村くん、スーパービーバーとの話でめちゃくちゃ自分達のこと重ねてた感…会話もっと必要だった。当時お互いがそれぞれ個々確立された間柄尊重という都合のいい言葉で摩擦を避けていたことに木村くんも気づいてる何処かで話せる場所があることを願う」「『その時間を過ごしたからこそ本当の正面衝突はないにしろ色んな摩擦って生まれるじゃん。でも、その摩擦は1人じゃできない』木村拓哉からこそ言える説得力がある言葉」「20年間服部の先生にお世話になってると木村君。20年間ってさらっと出てくる。彼らの大事な番組。全力でがんばってきた軌跡だからね」などのコメントが上がっています。
木村さんのメンバー同士で摩擦を共有しあったからこそSUPER BEAVERは19年間バンド活動を続けられているというメッセージが言葉選びも含めて素敵でした。
【番組情報】
木村拓哉 Flow supported by Spotify
https://radiko.jp/share/?sid=KISSFMKOBE&t=20231203113000
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)