<記事提供:COCONUTS>
毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion & Music Book』。
11月18日の放送では、堂本剛さんが自身の耳の病を引き合いに出しながら、どのようにして前向きな姿勢を貫いているのかが明かされました。
(画像:時事)
■「ポジティブに捉えるってのは結局すごく難しい」…耳の病に悩まされる堂本剛の本音
番組には、「芸術の秋」という言葉にちなんで、ずっと作りたかったイヤリングを完成させたというリスナーからメッセージが届きます。
このリスナーの方は耳の不調に悩まされているものの、ENDRECHERIの楽曲『MIND』のMVの中で、同じく耳に病を抱える堂本さんが左耳を光らせる演出をしていたことで、イヤリング作りに着手したそうです。
このエピソードを聞いて、堂本さんは「『MIND』っていうMVの中で、僕もパール系の色を自分の左耳に添えて撮ったんです」と明かした後、楽曲について「人の心にたどり着かずに、自分の心にたどり着け」というメッセージが込められていたと主張。
「自分も左耳が聞こえづらいし、これをポジティブに捉えるってのは結局すごく難しいんですけど」と本音も明かしました。
■突然やってくる耳の不調、堂本剛は「でも、それが自分じゃないか」
また、堂本さんはこの収録の直前にも耳の病に苦しめられた出来事があったことを明かします。
前触れもなく、映画の爆発シーンを聞いた後のような耳鳴りが起こり、1度周囲の音が聞こえづらくなっていたみたいです。
「特に何か運動とかをしていたわけではないんですけど、急に来るんですよ。そうすると、目ではみんな拾ってくれないし、もちろん理解はしてもらえない」と状況を説明した堂本さん。
「このようなことが日常で起こる分にはハンドリングできるけど、ライブ中や仕事中となると、ちょっと辛かったりはします」と本音も明かしながら「でも、それが自分じゃないかというところで」と堂本さんなりの前の向き方を口にしました。
■「病は気から」を実際に行動で体現、耳の病に立ち向かう堂本剛が前の向き方を口に「少しでも気分を変えるのは大事」
このような病と付き合っていく上で「少しでも気分を変えるのは大事」と主張した堂本さんは、自身のケースあてはめて説明していきます。
「自分の場合はお医者さんに『治療をする術はなくなりました』って言われちゃったけど、言われた時に『ああ、そっか』ってなってるだけよりかは、お医者さんにそう言われたけど、なんかこれ食べてたらとか、この音楽聴いてたらとか、これ見てたらとかで、耳の調子良くなるような気がするなとか。『病は気から』って言葉もあるし、そういう気持ちでいたらいいか」と自身を納得させていることを明かした堂本さん。
このリスナーの方が自身の耳を彩りたいと思った気持ちを大事にして欲しいと話した堂本さんは、「僕も頑張るんで」と伝えました。
ネット上では、「キーン音が辛くてもそれが自分だよ…って剛くん強いなぁ」といった声に加えて、「お耳のことは何度聞いてもせつないなぁ。少しでもよくなるように祈り続けます」や「剛さんにたくさんの幸せが訪れるよう祈るしか出来ないよ」などといったメッセージが見られました。
自身の耳の症状を包み隠さずに明かす堂本さんの強さが垣間見えました。
このような堂本さんの姿勢に救われている人はきっと少なくないと感じるため、このような優しい時間が今後も長く続くことを祈るばかりです。
【番組情報】
堂本 剛 とFashion & Music Book
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)