<記事提供:COCONUTS>
10月30日、KinKi Kidsの公式YouTubeチャンネルで2007年にリリースされたアルバム『Φ』に収録されている『銀色 暗号』の動画が公開されました。
『愛のかたまり』『恋涙』『銀色 暗号』の三部作がついに完結したということで話題になっています。
■オタクの心を鷲掴み!公式から三部作認定が出るとは……
『愛のかたまり』『恋涙』『銀色 暗号』はどれも、堂本剛さんと堂本光一さんが合作した楽曲。
女性心の描写が繊細に反映された歌詞は剛さんが、幸せの中にどこか切なさを感じるメロディを光一さんが手がけました。
これらを特別に感じている人も多い中、なんと今回は公式が3曲を『3部作』と宣言してショートムービーを公開したためファンは感激したようです。
ネット上では「オタク発狂させる気だね。エモすぎだよ」「公式が3部作って言っちゃっていいの?ありがとう。ファンの気持ち分かってくれてて嬉しい」「私はこの3部作を愛してる芸人だったから泣いてる」などの声が上がりました。
■独自考察!それぞれの目線を描いている?
このショートムービーは、映画『少女邂逅』が大ヒットして話題になった脚本家で監督の枝優花さんが手がけているそう。
枝さんといえば、秦基博さんの『イカロス』の世界をオリジナル脚本で映像化した秦 基博 × U-NEXT FILM「イカロス 片羽の街」&PREMIUM LIVE「ICARUS」(U-NEXT)の脚本も務めていました。
今大注目されている脚本家の枝さんが描いたKinKi Kidsの世界観。
一作目の『愛のかたまり』では光一さんがカメラを持っているシーンが。光一さんがレンズ越しに見ている剛さんを見ているような気分をどことなく感じられます。
そして『恋涙』では、剛さんがカメラを持つ映像が。こちらも「剛くんから見て光一くんってこんな風に見えてるのかな」と錯覚できるような仕上がりに。剛さんが光一さんを見つめる視線につい目がいってしまう映像となっていました。
最後の『銀色 暗号』は、二人が交差するシーンから始まり、若かりし剛さんと光一さんが走る走る、とにかく走る。『誰も知れない愛は永久に響く』のフレーズでは海に向かっていく二人の姿が映し出されました。
『愛のかたまり』で光一さんから見た剛さん、『恋涙』で剛さんから見た光一さんと続いたので、次はファンから見たKinKi Kidsを描いている可能性も。
これらの考察は全て個人の見解によるものですが、もしファン目線だと仮定して『誰も知れない愛は永久に響く』で流れた二人の青春ツーショットを見ると、ファンの青春を彩ってくれたKinKi Kidsへの愛は不滅だと言われているようで、とてもエモい。そんな妄想を掻き立ててくれる三部作となっていました。
■それぞれが唯一無二「どれも素敵だった」の声
今回のストーリーの答えはないからこそ、ファンはそれぞれストーリーを思い描いているようです。
ネット上では「KinKi Kidsと出会った頃を思い出させてくれるストーリーだった」「二人が出会った奇跡、運命共同体の二人、これからも続く二人で歩む道。どれも素敵だった」などとの感想を抱く人も。
ショートムービーが作られたことに関しては「もう枝さんに足を向けて寝られない」「スタッフさんの愛重めで幸せ」「ショートと言わずドラマ化してくれ」などというコメントも見られました。
光一さんたちが『愛のかたまり』を超えようとして作った『銀色 暗号』。3部作として見ると、改めてそれぞれが唯一無二だと感じられる楽曲なので、優劣をつけるのは難しそうですね。
この三部作にどんなストーリーが込められているのか、いつか語られる日がくることを期待したいものです。
(文:霧島みつき/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)