堂本剛、旧友のミュージシャンも「突発性難聴」に悩んでいることを知り…「誰よりも理解してあげられたら」

投稿日:2023/10/24 13:31 更新日:

<記事提供:COCONUTS>

毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。

10月21日の放送では、MISIAさんのライブにゲストとして参加した際のエピソードを明かし、オファーを受けた背景や、「分かり合える人」と出会った話、さらには選曲の裏側などが話されました。

ジャニーズ事務所外観

(画像:時事)

■地元・奈良の東大寺で行われるMISIAのライブにゲスト出演オファー、堂本剛の本音とは!?

番組では、10月7日と8日に、堂本さんの地元である奈良県の東大寺にて開催されたMISIAさんのライブ『PEACEFUL PARK Dialogue for Inclusion 2023』にゲストとして参加した感想を話し始めました。

堂本さんは「MISIAさん、そしてMISIAさんの周りのスタッフの方からオファーをいただいて。地元っていうこともありましたし、自分がどんな自分で当日に奉納演奏することができるのかと考えると、想像するのはすごく難しかったりもしました」と、オファーを受けた際の本音を告白。

それでも、「自分のままにその1日1日を生きる、過ごす。やっぱり大仏さん、仏さん、地元、そこに見守られながら佇む時間、そういう奉納演奏でしたから。本当に『自分のままで』というテーマでオファーを受けさせていただきました」と、出演を決めた背景を明かしました。

■堂本剛、旧友のミュージシャンも「突発性難聴」に悩んでいることを知り…「誰よりも理解してあげられたら」

堂本さんのこのライブに関する話はまだまだ続き、「非常にみんな、優しく迎え入れてくれて。そして僕の体の、耳の不調もお伝えしながら、『じゃあこう言う風にしていきましょう』と色々言っていただきながらセッションが実現していって」と、自身のことを包み隠さずに伝えた上で最も表現がしやすい構成を考えていったことを明かします。

そして、「MISIAさんの奉納演奏をサポートされているミュージシャンの方々とも旧友なので、『久しぶり』とか話をさせてもらえる時間もあって。その方も、僕と同じように耳を患っているという話をその時されて。症状が全く一緒で」と、自身と同じ悩みを抱えている方との会話も明かした堂本さん。

「なんかこう、分かり合える人っていうのかな。『そうそう』って言える相手が、こんなそばにいたんだって感じで」と自身の心境を明かすとともに「しばらくご一緒してなかったんですけど、何度かご一緒してるミュージシャンの方で、その人とも、そういう分かち合いづらい部分の話も分かち合えたりとかして。そういうきっかけもいただけました」と話しました。

「旧友が僕と同じような状況になっているのはちょっと切なかったけど」と前置きしつつも、「でも、僕は歳下なんで生意気かもしれないけど、逆に言えば、その人のことを誰よりも理解してあげられたらいいなってことは思ったりもしました」と力強く語っています。

■MISIAとの「LOVE」の掛け合いが生まれた背景とは!?堂本剛「愛という言葉をたくさん奉納したくて」

また、このライブは「世界平和、PEACEFULというテーマだった」と話した堂本さんは、「日本語というよりも英語の方がもっとたくさんの人に届くんだろうなと思った時に、『LOVE VS. LOVE』という楽曲がぴったりだなと思って、提案させていただいて」と、ENDRECHERIの『LOVE VS. LOVE』を歌うことを決めた理由に言及。

「通常で歌を歌うのもなとは思っていて、MISIAさんにこのアレンジを提案させていただきました」と明かすと、「最初に『LOVE、LOVE、LOVE、LOVE、LOVE』とたくさん歌って、それでブレイクしたら歌が始まって、歌が終わった後にまた『LOVE、LOVE、LOVE、LOVE、LOVE』。最後に、僕が『LOVE』って言ったらMISIAさんにも『LOVE』って言っていただいて。『2人で一緒にLOVE』って言いましょうって」と、アレンジの詳細を説明します。

「なんかちょっと照れ臭かったですけど、やっぱり愛という言葉をたくさん奉納したくて」と本音を口にした堂本さんは「MCでも言っていたんですが、愛というのは人それぞれだから、色んなLOVEがあっていいなと思って。悲しみのLOVEもあれば、喜びのLOVEもあって、怒りのLOVEもあったり、色んなLOVEがあると思うんですけれども」と主張。

「今もこの世の中には色んなLOVEが飛び交っていて、それが争いの原因になったりとか、優しさの曇りの原因になっていたりとか、色んなLOVEがあるということを奉納したかった」と心の底からの想いを告白した上で、「それを仏様の前で奉納して、自分が生まれた土地にもその想いを放ち、自分の命がスタートした場所から世界の平和を思いたかった。なので、この『LOVE VS. LOVE』という楽曲をチョイスさせていただいて、アレンジも東大寺さんで奉納演奏させていただくバージョンでご提案させていただきました」と語りました。

今回の放送にネット上では、「お耳の事も理解し寄り添って頂ける環境でよかった」といった声が続出したほか、ライブを実際に見た方からの「LOVEの掛け合いすごく印象的でずっと心に残ってるよ」というコメント、逆に見れなかった方からの「どこかで見れる機会があったらいいな」という願いも多数見られています。

堂本さんの自身の正直な心の声を聞ける内容で、特に耳の症状の部分に関しては、自身が悩まされてきたからこそ、旧友の方の1番の理解者であろうとしたのかもしれません。

楽曲を選定した理由からも堂本さんの“らしさ”が伝わってきました。

【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20231021220000

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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