8月8日(水)放送の日本テレビ系列の情報番組『スッキリ!』で快眠法に関する特集が放送されました。その中でも、快眠の二大大敵と言われる「寝る直前にパソコン・スマホを見る」、「寝る直前にお酒をたくさん飲む」についての対処法が「すごいためになった」と話題となっています。
スマホを寝る前に見てしまう人は、ブルーライト対策を
“快眠ドクター”の古賀良彦先生によると、スマホを寝る前に見てしまう人は、まず、画面の明るさを一番暗くすることが大切なのだとか。
スマホの液晶画面からはブルーライトが出ており、ブルーライトは、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑えてしまうそうなのです。そのために、スマホを見ていると、眠りにくくなってしまうのですね。それを避けるためのくふうとして、まず画面の明るさを一番暗くすること、そして、ブルーライトをカットする眼鏡やフィルムを使うという対策法がおすすめされていました。それでもブルーライトを見てしまった人は、自律神経を整えるために、目の周りを一分温めるといいのだそうですよ(頭は温めると逆効果だそうです)。
寝酒は厳禁も「ステレスでかえって眠れなく」なっちゃう?
次は、お酒を飲みすぎてしまう人への対策法。お酒を飲みすぎると、麻酔がかかったかのような状態に脳が陥り、麻酔なので三時間程度は効果があるのですが、その効果が切れると、そのあとは眠れない、いわば「質の悪い睡眠」になってしまうのだそうです。どうしても飲みたい人は、ビールなら350ml、焼酎なら水割り1杯、ワインならグラス1杯、日本酒なら半合が適量なのだとか。司会の加藤浩次さんが「それって1杯ずつっていうことですよね?」と発言し、笑いが起きていました(もちろん、適量はどれか一種類だけということです)。
さらに、酒の肴に、キムチを食べると予防法になるそうです。キムチにはGABAという成分があり、GABAは自律神経に作用して、緊張感を和らげる働きがあるとのこと。とはいえ、いくらキムチを肴にしても、うんと飲みすぎはいけないし、キムチを食べすぎるのもいけない、と古賀先生。適量を超えて飲んでしまったときは、36℃〜37℃くらいの白湯を飲むといいそうです。白湯を飲むことで、お腹が温まり、自律神経の作用がよくなるのですね。加藤浩次さんは「(お酒を適量で我慢するということで)ストレスでかえって眠れなくなっちゃうなあ」と発言し、ひときわ大きな笑いが起きていました。
ネットでは「ためになった」「なんとかお酒のもうと食い下がってる」「やってみる」などの声があがっていました。猛暑ならぬ酷暑の今年の夏。豪雨や台風による被害が起きていることもあり、眠りにくい日々が続いていますが、こうした対策法を使うことで、眠りの質が改善されるかもしれないですね。
(文:大久保舞)