毎週土曜22時放送の「堂本剛とFashion & Music Book」(bayfm)。3月28日の放送では、ファンクのライブファッションや、「宇宙を救うキャラクター」について語られ話題になりました。
■堂本剛、ファンクは「両極を共存させるカルチャーでもある」
ラジオ冒頭は、「ファンクのライブへ行く時のファッション」についてトーク。剛さんは「オーディエンスの方々のファッションが、ファンクのライブ来ている割には普通だなーと思いまして…。」と切り出します。
「みなさんがいわゆる私服だと、ステージに上がってる我々が変わった人に見えちゃうから、普段日常ではこんな格好できないなとか色々あるじゃないですか。ライブをそういう機会にあてがってもらうのも良いかなという意味で、(MCで)色々話してみてたんですよ。」と振り返りながら持論を展開。
そして、ファンクの歴史を振り返ると、派手なコスチュームや首をかしげるようなファッションがほとんどだそうで「そういう格好でグルーブやサウンドはかっこいいという、両極を何分間に共存させるカルチャーでもある」と語りました。
■ライブファッションの最高峰は「ケンタウロス」という結論に至った模様
次のライブについて剛さんは、今までよりも派手なコスチュームにしていきたいと考えているようで、そして、オーディエンスの方々がライブに参加する上で、最高峰のファッションは「ケンタウロス」という結論に至ったそうです。
剛さんは「だってライブでケンタウロス見に来てたらテンション上がりますよね。あ、いたんや、という所で。脳みその中で遊べるじゃないですか。」と楽しそうに語りました。その後もケンタウロスがどういう状況で開場まで来たのか、など独自の感性で想像を膨らませながらトークを繰り広げました。
リスナーから「ライブのファッションについてアドバイスが欲しい」というメールが届くと、これに対し剛さんは「自分の地元、ルーツみたいなものが入ってくるといいんじゃないかな。悩んでいる時間、どうでもいい悩みに直面しているわけですから、最高に幸せな時間だと思って大いに悩んで頂ければと思います」とアドバイスしました。
■ファンクのライブは「見に行く、というよりしに行くくらいがいい」
剛さん自身も、ライブにお邪魔する際は、超ド派手なファッションで行くのだそう。
「これだけ世の中同じにならないといけないムードが凄くありますけれども、人生一度切りだし、自分というのは二度とないわけです。一度きりを生きるという意味で、そこを本当に楽しむ音楽だと思います。」と、ファンク論を展開。
また、「ライブは見に行く、というよりしに行くくらいがいいです。上級ファンクファッションコーディネートをできるように、先人たちのカルチャーとか映像とか、色々見ながら楽しんでもらえたらと思っております。」とライブの楽しみ方を語りました。
■「ラジオなんで」リスナーメールにツッコミ!?
続いてのコーナーでは、リスナーメール「宇宙を救うキャラクター」について紹介。
今回はイラストのみを送ってきた人がとても多かったようで、剛さんは「みなさんにこういう言い方するのも生意気なんですけど、ラジオですよ…というね(笑)ラジオなんで、絵だけ放り込まれてもですね…」とリスナーにツッコミ。
リスナーが考案した「宇宙を救うキャラクター」を何点か紹介した後、「全く救う気配すらないですね(笑)」「今回は本当に宇宙救う気ありますか?というヒーローを選びました。悪くないですよね、この感じ。」と締めくくりました。
■「こうなったら…」堂本剛の挑戦状に意気込むファンも!?
最後は、剛さんが作詞作曲を手掛けたENDRECHERIの「HYBRID ALIEN」でお別れ。この楽曲は、山下達郎さんがギタリストとして参加しており、アルバム「HYBRID FUNK」に収録されています。剛さんは、山下達郎さんにギターのカッティングをお願いしたら「いいよ」と目の前で弾いてもらえた、とレコーディングの思い出を語りました。
今回のラジオについて、ネット上のファンの間では「なにがうれしいって、今後ライブをやる前提で話していること」「私も普段が凄く地味だからライヴの時だけでも違う人になってみたい!って思ったことあるわ」「ド派手な服を着てファンクを楽しむ堂本剛、こと音楽になると遠慮が一切なくて本当に音楽が好きなんだな…って気持ちになるのでたまらん」「こうなったらアザラシで行ってやる」といった声が上がっていました。
こんな時だからこそ、ライブの話をたくさんしてくれたことが、ファンの方にとっては嬉しかったのではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症の流行が収束し、ライブが開催される日を心待ちにしつつ、日々を乗り切りたいですね。
【番組情報】
堂本 剛とFashion & Music Book
http://radiko.jp/#!/ts/BAYFM78/20200328220000
(文:アイドル担当ライター Rei)