KinKi Kids堂本剛、決断のなかに「自分の感情はあまりなかった」「そうすることが愛だなとも思っていた」

投稿日:2023/07/11 11:24 更新日:

毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。

7月8日の放送では、リスナーの悩み相談を受けた堂本剛さんが、自身の体験を踏まえながら「自分を愛する」重要さを説いたことが話題となっています。

ジャニーズ事務所外観

(画像:時事通信フォト)

■KinKi Kids堂本剛、決断のなかに「自分の感情はあまりなかった」

番組ではあるリスナーから、「人生最大の決断をしようかと悩んでいます。自分らしく生きることができずに過ごしてきましたが、そのことによってたくさんの周りの人に迷惑をかけることになります。頭では仕方ないとは思っていても、決断するのは怖いし不安です」という相談のメッセージが届きます。

この話を聞いた堂本さんは「自分自身ももちろん、色んな決断をしてきていますし」と切り出すと、「その決断の中には、やっぱり、自分の感情はあまりなかったですかね」と明かします。

「色んな人の苦しみを取り除くことを考えたら、自分は自分の苦しみを気にせず選択するっていうんですかね。それをやりすぎた結果、身体を壊してしまったっていうのがあって」と、突発性難聴に苦しめられている自身と照らし合わせながらリスナーに向き合いました。

■「愛」の矛先は自分にあるべき!堂本剛が主張「自分の人生は自分が守ってあげないと」

一方で、堂本さんは「でも、そうすることが“愛”だなとも思っていたし、それができたらみんなが幸せになるんだったらいいなと思って頑張っていたんですけど」と当時の心境にも言及します。

これらの体験を踏まえつつ、「色んな人の価値観、概念、人生とかを考えても、自分の人生を考えて当然で良いと思うし、別に決断しちゃえばいいと僕は思うんですよ」とアドバイスした堂本さん。

「やっぱり、自分の人生は自分が守ってあげないとっていう。自分の選択したいようにさせない何かがあるから、こうやって苦しむ人がいるわけでしょ」と話しつつ、「選択をさせてあげればいいじゃない。誰にも。ていうか、『自分のことを愛する』というのは誰もがすべきだし」と主張しました。

■悩みを抱えたリスナーの心情にとことん向き合う堂本剛、自身の体験を踏まえてエールを送る

決断という行動を深堀しながら、「自分を愛すること」の重要さを説いた堂本さんは「その、愛することの事実を、みんなは共有するってだけでいいんですけどね」と続けます。

「自分が辿り着きたい未来に歩いて行ってください。その強さと優しさを持ちましょう。でないと、歳を重ねた時に、『ああ、あの時な』と後悔してしまうかもしれないし。だから、自分が『なりたい自分』、自分の『過ごしたい未来』。そこに向かっていきましょう。END“RE”CHERIです」とエールを送りつつ、最後には「『僕たちは応援しています』ということだけ、お伝えしておきます」とメッセージも発しました。

ネット上では、「自分を信じるってなかなか難しいけど、それが自分らしく生きる道への第一歩だもんね」と共感する声が続出したほか、「自分こそが今の自分を受け入れられるといいな」という励ましのコメント、さらには「つよし君の人生も愛でいっぱいになりますように」といった堂本さんへの応援メッセージなどが見られました。

リスナー個人の悩みを表面的で便利な言葉で解決するのではなく、自分自身の苦しみを曝け出しながら背中を押している様子が印象的で、「自分を愛すること」の重要さが改めて身に沁みる時間でした。

【番組情報】
堂本 剛 とFashion & Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20230708220000

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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