毎週水曜日の夜11:06から放送されているテレビ番組「あちこちオードリー」(テレビ東京系列)。
30分遅れてスタートした2月8日の放送では、ゲストに吉本新喜劇元座長の小籔千豊さん、ダウ90000の蓮見翔さんが登場。小籔さんの“金言”が話題となりました。
(画像:時事)
■ネタ作成にドラマ脚本の依頼と多忙な日々を過ごすダウ90000・蓮見
今夜の『あちこちオードリー』は23:36から‼️
ゲストは小籔千豊さん&ダウ90000蓮見翔さん!
劇団のトップの知られざる苦悩にオードリーも興味津々😀
お楽しみに!https://t.co/MC3ijSlDzr#あちこちオードリー@nobrock @maaya_taso pic.twitter.com/LyZhUpXoK1— あちこちオードリー【水曜よる11:06テレビ東京系列】 (@AchikochiAudrey) February 8, 2023
番組ではかつて吉本新喜劇を“率いていた”小籔さんと、現在8名のコントユニットを“率いている”蓮見さんを招き、劇団を率いる上での考え方、運営方法、悩みなどを話していくことに。
その中で、蓮見さんは年間50〜60本ほどのネタを作成していることを明かします。
「ドラマのスピンオフとか、東京03さんにラジオコント書かせていただいたりとか」とその内訳の一部を話した蓮見さんに対して、「どういうスケジュール?締め切りがあるのが(常に)何本もあるって感じ?」と質問した若林正恭さん。
この質問を受け、蓮見さんは「常に3本くらいは抱えさせてもらってて、もう寝ないってことだけですね」と明かすと、思わず若林さんは「やめてよ、大丈夫?」と心配する様子を見せます。
内心では「ヤバいかもしれない」と思いつつ、「急に注目していただいたから、本当にやりたい仕事がいっぱい来てしまうというか。これでもかなり断らせてもらってるし」と本音も明かした蓮見さん。
この話を聞いた小籔さんは、「睡眠削ってまで引き受けんでいいですよ。5年後死んだら元も子もないからね」と先輩視点でのアドバイスを送りました。
■オードリー若林「うちはちょっと奥さんと…」妻に助手席で言われた驚きの一言
蓮見さんに対して的確なアドバイスを贈った小籔さんは、10年ほど前からその場に集まったお客さんの悩みを解決するトークライブ『小籔大説教』を開催しています。
年末のタイミングで開催されているこのライブに、若林夫妻もチケットを買って足を運んだことを明かしました。
「うちはちょっと奥さんと“小籔教”のところがある」と切り出すと、「あれすごいライブですよね。お客さんにその場で悩みを聞いて、マイクを持って行って、その場で小籔さんが答えていく。時には結構小藪さんもなんか、チケット買ったお客さんに結構ガツンと」と詳細を説明します。
「どんどんどんどん答えていくっていうので、帰りに奥さんが助手席で『しっかり生きなきゃな』って言ってましたもん」と、奥さんが小藪さんに“金言”に心打たれていたことを明かしました。
■小籔、その場で悩みを解決するトークライブ開催を決めた背景を語る
トークライブ『小籔大説教』に関する話題はまだまだ続き、若林さんは「小藪さん、あれはライブとして怖くないですか?その場で悩みを聞いて答えるんで。どういうスタートでライブ始まったんですか?」と質問します。
この質問を受け、小藪さんは「子どもに禅の教えとか読んで、噛み砕いたやつを(子どもが)中学くらいに言おうと思ってずっと読んでたんよ。そんなん読んでたら心洗われてきて。こんなに素晴らしいことをパクってんのに、自分の子どもらだけに言うのセコない?って思って」と背景を説明。
さらに、「これはヤングボーイ、ヤングガールに伝えるべきかなって思い出してきたところに、ちょっとおっさんになってきて、番組とかでパンって振られた時に、アドリブ弱なってんのよ。前だったらバーンといけたところが、なんか思いつかへんとか。あとはスルーされて『今こう言っとけば良かったな』の頻度が、歳重ねるにつれて増えてきて」と悩みを明かすと、「それを解消するためって言ったら来てるお客さんに悪いんですけど、アドリブで自分の食った話じゃなくて、なんかパッと返す練習する場ないかな?と思った時に、そしたらこれやったらと思って」と続けました。
小藪さんは「傷つけてはいけない。そして色んな方向に気を遣いながらも、その子が楽になるようなことを言う」とセンシティブな悩みを伝えられた時に重視しているポイントを明かし、「それがバチンとキマッた時に会場からワーッと拍手くるのよ。その時に『ああ良かった』ってなるよね」と話しました。
ネット上では、「小籔さんの言葉に納得!!」といった声や「小籔大説教 今年は絶対行く」のような宣言、さらには「話がいいのに加えて小籔さんのさ蓮見さん見るお顔が優しすぎてね」と、隣の蓮見さんが話している時の小藪さんが体を蓮見さんの方に向けて真剣な表情で聞いていることを指摘する方も見られました。
蓮見さんの抱える悩みにズバッと言葉をぶつけた小藪さんでしたが、その後も“金言”が各所で飛び出しており、思わず頷いてしまうような内容が多かったですね。
【番組情報】
あちこちオードリー
https://tver.jp/lp/episodes/epkfsvmbsv
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)