女性向けファッション雑誌に付録がつくことが多くなった昨今。
ブランドとコラボした豪華なレアグッズが「付録」になることも珍しくありません。
ファッション誌業界は、内容そのものよりも「付録」の豪華さの競い合いになっているといっても過言ではありません。
そんな、注目される「雑誌の付録」について、ネットでとんでもない情報を目にし、驚きや戸惑いを感じる人がいるようです。
昨年ごろから出回っている「紛らわしい表現」について、知っておいた方が安全かもしれません。
■一体何が目的なのか?紛らわしい表現の広告
実はいま、ハイブランド「ルイヴィトン」のバッグがファッション誌の「付録」かのように見せているものが発見されています。
インターネット検索やYouTube閲覧時に自動表示される「広告」に、こんなものがあります。
(画像は紛らわしいネット広告)
ファッション誌「BAILA」の付録が「ヴィトンのバッグ」であるかのように見えませんか?
もちろん、そんなことはありません。
よく見ると数年前の「BAILA」であることに気づきます。
広告のリンク先を見てみるとこのバッグを販売しているように見えましたが、
ルイヴィトンのバッグにしては2万円ほどと恐ろしく安い価格なので、怪しすぎます。
(画像は紛らわしいネット広告)
一体何が目的なのか?
ネットでは、やはり勘違いする人の声もあがっており「BAILAの付録がヴィトンすごいな」「ヴィトンの鞄付録付き高かった」など、ヴィトンを付録にした雑誌が売っていると思い込んでいる人も。
一方、「え?BAILAの付録?」「どういう事?」「おかしいなと思ったらバッグの店ね」など、紛らわしさを指摘する声もあがっています。
どうやらこの「2万円」がさらに巧妙なようで、
「ヴィトンのバッグが付録の雑誌」が「2万円」で販売されているのではないか?と思わせるものになっているようです。
調査したところBAILAにはそのような販売はなく、無関係のサイトのようでした。
昨年ごろから出回っている紛らわしい表現の広告。
今後、是正されていくのか気になるところです。
(編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)