毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。
9月16日の放送では、福山さんがプロレスラーの故・アントニオ猪木さんとの初めての出会いを明かし、注目を集めています。
(画像:EPA=時事)
■福山雅治、アントニオ猪木さんとの出会い明かす「東京で初めてお会いした著名人」
📻今週の #地底人ラジオ は
映画 #アントニオ猪木をさがして の本編NA&主題歌の担当が決まった福山さんが、#アントニオ猪木 さんへの想いが詰まった熱いトークをお届け🥊
リアレンジされた「炎のファイター~Carry on the fighting sprit~」short ver.をO.A.🎸#BROS1991https://t.co/BDWzaLG6Qd pic.twitter.com/butbXowQVB— 福山雅治 (@BROS_1991) September 16, 2023
10月6日公開のドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』の本編ナレーションと主題歌の担当が決定した福山さん。
実は「東京で初めてお会いした著名人、これアントニオ猪木さんだったんです」と言い、初めて猪木さんと会った際のエピソードを明かします。
デビュー前、地元の長崎から東京に出てきた福山さんは、ピザ屋でアルバイトを始めたそう。ところがすぐにクビになってしまったため、働いていたのは「ほんとにちょっとした期間ですよ。3カ月もない」という短い期間なのだとか。
その中で「猪木さんと接触してるわけですよ」と自慢げに語ります。
福山さんがアルバイトしていたのは、当時新宿にあった「シカゴピザ」で、現在のデリバリーピザの先駆けのようなお店だったそう。
同店がオープニングスタッフを募集していたため、応募した福山さん。シカゴピザに決めた理由は「(東京に)ロックバンドを組みたいって思いで来たから、ロックバンドを志すような尖った奴らは、今最も最先端のバイトに集まるはずだ」という考えがあったからだそう。
福山さんの読みは「ズバリ当たってましたね」とのことで、同店には俳優やミュージシャンの卵がたくさんいたと言います。
■猪木さんと記念写真を撮ることになり、バイト時代の福山雅治は…「ビターンと」
そんな中「オープンの日に、お祝いに猪木さんと、どなたかを帯同して来られたんですよ」と、突然猪木さんの来訪を受けることに。
スタッフには全く知らされていなかったため、福山さんは「皆話聞いてないからびっくりしちゃって」と当時を振り返ります。
その日は猪木さんを囲んで記念写真を撮ることに。
スタッフ全員で撮る集合写真にもかかわらず、福山さんは「猪木さんの真隣りにビターンと幅寄せして、写ってますよ」と、最高のポジションで写ったことを自慢します。
その後、福山さんはアーティスト、俳優として成功し、東京ドームでライブを行うほどの人気スターに。
東京ドーム公演と時を同じくして、雑誌で猪木さんと対談することになります。
そこで、福山さんはピザ屋で撮った記念写真を見せ「猪木さんと東京で会えて、元気もらった気になりました」と伝えることができたそう。
さらに「サインいただいてもよろしいでしょうか」とお願いしたところ、猪木さんは写真の裏に「闘魂」とサインしてくれたそうです。
■猪木さんにビンタをお願いした福山雅治、すると…「特別な思い出になっています」
猪木さんといえば、“闘魂注入ビンタ”でも有名。
そこで、福山さんはサインだけでなく「ビンタをいただいてもよろしいでしょうか」とお願いしたそう。
しかし、猪木さんはビンタのフリだけをするに留まったのだとか。
その理由について、福山さんは「優しさというか、必要ないって思われたんじゃないですかね」「もしくは、僕はビンタをいただける程の存在にまだなってなかったのかもしれない」と分析。
そして「むしろ、ビンタをしていただけなかったことが特別な思い出になっています」と、猪木さんの繊細さ、気遣いを感じるエピソードとして、自慢の思い出になっていると語りました。
今週の放送に対し、ネット上では「まだデビュー前の福山少年、たった3ヶ月しか居なかったアルバイト先のピザ店に猪木さんがいらっしゃった。運命的なご縁を感じますね」「短いピザ屋バイト期間に猪木さんに会えたなんて、ましゃやっぱりもってるね~!!」「お仕事に影響出てもいけないし綺麗なお顔にビンタできなかったのかな?」との声が上がっています。
アルバイト時代に猪木さんと記念撮影までしているほどの強運の持ち主、福山さん。
ビンタされなかったことを「特別な思い出」と語るのも素敵でしたね。
【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/voice/show/68541
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)