スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。4月12日の放送では、朝の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)の主題歌となった曲『優しいあの子』のエピソードや草野さんが「聴きまくっていた」というスージー・クアトロさんとの出会いのエピソードが語られました。
■草野マサムネ、エゴサをして「ショックを受けたりした」過去を告白…『優しいあの子』の結果は?
21:00〜『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は【#スージー・クアトロ で漫遊記】
初回放送でロックアイドルとして紹介したスージー・クアトロさん??
女性ロックミュージシャンが少ない時代から先頭を走ったスージーと草野少年の出会いとは??#tokyofm #radiko https://t.co/nOZxAJqyEG— TOKYO FM 80.0 & 86.6 (@tokyofm) April 12, 2020
番組では、その日のテーマとは別に、まずスピッツの楽曲を流すのが恒例で、今回の1曲は『優しいあの子』。
この曲は、昨年放送された連続テレビ小説『なつぞら』の主題歌となっていました。草野さんは「1回目の放送は緊張して観ていたな、というのを思い出しますが…2019年のわたくしのハイライトだったわけですけども…」と振り返ります。
そして余談として、恋愛バラエティ番組『あいのり』(フジテレビ系)でスピッツの『スターゲイザー』が主題歌になったときの話へ。
草野さんは「ネットでね、『I WISH』の曲(曲名は『明日への扉』)の方が良かった、なんて意見を見て、ショックを受けたりしたんですけど…」と今だから話せる当時の気持ちを告白します。
それ以来草野さんは、エゴサーチは控えるようにしていたそうですが「この『優しいあの子』のときには、久々にエゴサをして評判が良かったので、すごい胸を撫で下ろしたという、そういう記憶もありますが…」と主題歌を担当するアーティストならではの胸の内を明かしました
■草野少年を虜にした女性ロックミュージシャンは?
今回は『スージー・クアトロで漫遊記』と題し、草野さんの初のロックアイドルだという女性ロックミュージシャンであるスージー・クアトロさんの楽曲が紹介されていきました。
そして、話は、草野さんがスージーさんの曲を知ったときのエピソード。草野さんが初めて知ったのは、中学2年生の頃だったそうで、その頃、スージーさんの人気は、だいぶ落ち着いていたようですが、草野さんが当時通っていた学習塾の先生が、ファンだったのだそう。
そして、先生は、スージーさんの楽曲を自身で編集したカセットテープを休み時間に教員室で聴いていたといいます。そのカセットテープに貼られていたラベルのスージーさんがとても可愛かったことから、草野さんは、先生にそのカセットテープを貸してくださいとお願いしたのだとか。
そして「オレはね、写真から、オリビアンニュートンジョーンとかローランズみたいなアイドルポップっぽいものを想像しながら聴いたもんで、なので、こんなシャウトスタイルのハードロックだとは…って結構、度肝抜かれたんですね」と聴いたときの衝撃を思い返します。
そのギャップにやられた草野さんは、その後、中古レコード店で売られていたベストアルバムを買って聴きまくっていたのだそう。そんな、スージー・クアトロさんの楽曲との出会いを明かしました。
■来週の『草野マサムネロック大陸漫遊記』のテーマ予告に「Mr.childrenの話題出るかも」と期待の声!?
番組を聴いたリスナーはネット上で「普通にロク漫が聴けることが有難い…」「毎週ロク漫が聴けるのも有難いことですね。平穏無事な日常が何より」「マサムネさんの声きいてちょっとだけ安心感を得た、、、」などとコメント。
新型コロナウイルスの影響などで、まだ先が見えていない状況が続く中、大好きなこの番組が聴けることに感謝している人や、この番組を聴いてどこかホッっとしたという人が多くいました。
また来週の放送は『1995年勝手にライブバンドで漫遊記』ということで、草野さんは1995年を「その前の年に大ブレイクしたMr.childrenが切り開らいてくれた道を、多くのバンドがガーっと歩き始めたというような年」と話していました。
そんな予告もあってか、ネットには「もしかしたら、マサムネさんからMr.childrenの話題出るかも」「これはミスチルくるんじゃ?」といった期待の声もあがっています。来週の放送も楽しみですね。
【番組情報】
ロック大陸漫遊記
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200412210000
(文:ジョブリナ)