草野マサムネ「リズムってなんだっけ」曲作り中にゲシュタルト崩壊!?独自のリセット方法明かす

投稿日:2020/06/22 16:36 更新日:

スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。6月21日の放送では、新曲『猫ちぐら』の配信情報が解禁されました。

■スピッツ新曲『猫ちぐら』の配信日決定

先週に引き続き、今回の漫遊前の1曲はスピッツの新曲『猫ちぐら』。草野さんは「ステイホームの間に、メンバーが一度も顔を合わせずに新曲のデモテープをデータでメンバーに渡して、各自自宅で練習してもらって、で個別に音を重ねてできた曲なんですけれども」と新曲が出来あがるまでの経緯を説明。

続けて「もっと、なんかこうドタバタした感じのものになるかと思ったら意外とちゃんと出来なたと自画自賛しています」と仕上がりへの感想を語ります。

そして「これ配信も決まっていますので…6月26日に配信、サブスクスタートしますので…」と情報を告げた後、新曲『猫ちぐら』を流しました。

■草野マサムネ「リズムってなんだっけ」曲作り中にゲシュタルト崩壊!?独自のリセット方法明かす

今回のテーマは【ディアフーフで漫遊記】。

1994年にサンフランシスコで結成されたロックバンド・ディアフーフの曲が紹介されていきました。

途中草野さんは「自分の話になりますけども」と言って「曲作りをしていますとですね、ごくたまにゲシュタルト崩壊っぽくなっちゃうときがあるんですよ」と話し始めます。

ゲシュタルト崩壊とは、知覚における現象のひとつですが、文字の認識でいうと一つの漢字を注視した際、よく知っているはずの文字の形に違和感や疑問を持ち始めることが例としてあげられます。

草野さんは曲作りをしているときに「メロディーって何だけっけ?リズムってなんだっけ?」と崩壊することがあるそうで「でもそんなときに、このディアフーフの曲を聴くとリセットされるんです」と告白。

そして「『これこれ音楽ってコレじゃん』ってそういうね、とってもプリミティブな音楽の魅力も含んでいる彼らの曲なんですけども」とディアフーフの楽曲がスピッツの曲作りに影響を与えていることを明かしました。

■草野マサムネが以前カラオケでよく歌っていた曲を紹介

ちょっぴりタイムマシーンのコーナーでは、GRAPEVINEの『光について』を流します。

『光について』は1999年に発売された曲ですが、草野さんは「当時カラオケでよく歌っていた思い出の1曲ですね。結構難しいんですよ」とエピソードを添え「気だるいんだけど、ぎらついている感じというのが、哀愁もあるし…これがGRAPEVINEだなという、GRAPEVINEの魅力が非常にわかりやすい1曲」と紹介しました。

番組を聴いたリスナーは、新曲『猫ちぐら』の情報に「サブスクで『猫ちぐら』が聴けるのね」「配信は6月26日!!」「『猫ちぐら』の配信決定嬉しい」「好きなときに聴けるようになるのはもっと先だと思ってたから嬉しくて」といった喜びのコメントが。

またGRAPEVINEの『光について』を当時カラオケで歌っていたという話に「草野さんが歌ったバージョンも聴いてみたい」といった声もあがっていました。

新曲『猫ちぐら』の配信まであと数日。今からとても楽しみですね。

【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200621210000
(文:ジョブリナ)

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