スピッツ草野マサムネに「バンドやってても意味ない」と思わせた伝説のバンドとは!?一旦辞めた過去を告白

投稿日:2020/02/24 17:15 更新日:

ラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。2月23日の放送では、80年代のメジャーな邦楽ロックナンバーが紹介され、その選曲が話題になりました。

■草野マサムネが去年ハマった本の一つを紹介


番組冒頭、草野さんが去年ハマった本『ファンシー絵みやげ大百科』の話に。

"ファンシー絵みやげ"というのは、80年代から90年代に全国のお土産屋さんで売られていたファンシーな絵が施されたお土産のことをいうそう。

なんでもこのファンシー絵みやげ、今や絶滅の危惧に瀕しているそうで、このコレクターである山下メロさんが歴史遺産として集めたものを資料的にまとめられた本が『ファンシー絵みやげ大百科』なのだとか。

草野さんはファンシーといったバブリーでポップな物は「リアルタイムでは忌み嫌っていた」そうですが、年を重ねた今、懐かしむ気持ちも相まって「見ていると愛おしくなっちゃってね」とハマったことを告白。

さらに「今人気がないっていうこともいいかもしれない…コレに尽きるね」と埋もれてしまっているからこそ、魅力を感じてしまったことを明かします。

そして「この番組も今主流じゃないものにこそ、できるだけ光をあてられる感じでやれたら…」と結び、この番組の方向性を改めて示していました。

■草野マサムネに「バンドやってても意味ない」と思わせた、伝説のバンドとは!?

この日の放送では題して「80年代のメジャーな邦楽ロックナンバーで漫遊記」。

演歌・歌謡曲全盛期の中、オリコンチャート50位以内に食い込んだロックナンバーを紹介していきました。

忌野清志郎&坂本龍一のコラボレーション曲『い・け・な・いルージュマジック』の紹介では、「この曲はめちゃめちゃ流行ってました、オレが中学生の頃ね」と振り返ります。

しかし当時、草野さんは洋楽に興味がシフトしていたそうですが、「好きな女の子が聴いていたりするからさ、この辺の曲は…そうなると聴くよね」と恋をきっかけに聴いていたことを明かしました。

またザ・ブルーハーツの『リンダ リンダ』の紹介では、草野さんがブルーハーツを知ったきっかけを紹介。

当時、バイト先の同僚の女の子から「草野くんが好きそうなバンドだから聴いてみ」とカセットテープを貰ったことが契機となったと言います。

そして、初めてブルーハーツを聴いたとき、あまりの衝撃に、草野さんは「こんなバンドがいるなら、俺、バンドやってても意味ないな」と思ったそうで、その頃やっていたバンドを一旦辞めてしまっていたことを明かしました。

■メジャーな邦楽ロックの選曲にリスナーからは「逆に新鮮」の声

普段はわりとマイナーな曲が流れることが多いこの番組で、メジャーな曲が沢山流れたことにネットでは「今日のロック大陸漫遊記、知っている曲が多かったせいか、あっという間だったな」「知っている曲ばかり流れる今日のロク漫は逆に新鮮!」「今回はたまらんラインナップだったわ…おれの青春…」といった感想があがりました。

また番組冒頭で草野さんが山下メロさんの『ファンシー絵みやげ大百科』を紹介していましたが、そのことについて、山下メロさんがツイッターで反応しています。

今回の放送では、世代を超えたさまざまな名曲が流れ、あの頃の自分と重ね合わせながら、楽しく聴くことができたという人が多かったのではないでしょうか。

また、草野さんとブルーハーツとの出会いはファンの間では有名な話ではありますが、本人の口から改めて語られたことはとても貴重だったのではないでしょうか。

【番組情報】
『ロック大陸漫遊記』TOKYO FM
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200223210000

(文:ジョブリナ)

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