5月2日放送の『徹子の部屋』2時間SP（テレビ朝日系）では、プロスケーターの羽生結弦（28）さんがゲストとして登場。羽生さんは10年後の目標を明かし話題を集めました。
（画像：時事）
■羽生結弦、10年後の目標を明かす
「ちょっとやってみてくださる？」羽生結弦、黒柳徹子の“無茶ブリ”にも笑顔！ #テレ朝POSThttps://t.co/HaPcOOUT45
— テレ朝POST (@post_tvasahi) May 1, 2023
2014年のソチ五輪、2018年の平昌五輪で2大会連続でオリンピック金メダルを獲得した羽生さんは、昨年会見を開き今後は競技会への出場はせず、プロスケーターに転向することを発表しました。
司会の黒柳徹子さんが「38歳になる10年後の目標」を尋ねると、羽生さんは「ソチ五輪がすでにもう10年近く前なんですよ。僕が19歳…ソチオリンピックがあったので、10年近く前で。時が経ったなっていうのは感じますけど」と話を切り出します。
ソチ五輪は公式大会世界最高得点かつ、史上初の100点超えとなった伝説の演目「パリの散歩道」を披露し、フィギュアスケート男子シングルでアジア人初の金メダルを獲得したあのオリンピックのこと。
続けて、羽生さんは「なんかそのソチ五輪から約10年で、今ここまできたっていう事を考えるとなんか10年後は『現役のプロ』としてしっかりジャンプも跳べる技術力も高いスケーターでいたいなっていうのは思いますね」と話すと、徹子さんは「すごく素敵だと思う私」と羽生さんのコメントを絶賛。
また、羽生さんは「これからもずっとずっと練習を積み重ねて、トレーニングももっともっとハードな事を積み重ねていって、3回転ジャンプとか3回転半とか4回転もできたらいいなって思うくらい…しっかり練習して」と難易度の高い4回転ジャンプにも意欲を見せます。
■羽生結弦、『徹子の部屋』初出演の感想は？
さらに、徹子さんは「近くにいつでも行けてすぐできるスケート場があるんですか？」と尋ねます。
すると、羽生さんは「そうですね。ただ、冬場だけじゃない夏場もやってるスケートリンクっていうものが日本ってあんまり多くないんです。だからこそ僕の練習のことも含めて、またこれからの世代の子達も『滑りたいな』って思う時に滑れる環境だったり、フィギュアスケートが気持ちよくできるスケートリンクをいつかは作るお手伝いをしたいなっていうのは思います」ともう1つの大きな目標を明かします。
この話を聞いた徹子さんが「私もそう思う」と伝えると、羽生さんは「ぜひ、ぜひ、一緒に滑りましょう」と徹子さんをスケートに誘い、フレンドリーさを垣間見せるのでした。
今回、『徹子の部屋』には初出演となった羽生さん。出演の感想を聞くと、羽生さんは「楽しかったです。（番組内で食べた）プリン美味しかったです」と可愛らし一面もチラリ。
そんな中、「ルールル、ルルル、ルールル」とエンディングを告げる『徹子の部屋』のテーマ曲が流れると、羽生さんは「すごい…本物だ！本物の『徹子の部屋』だ」と爽やかな笑顔を浮かべ感動を伝えたのでした。
今回の放送にはネット上で「ゆづの思いが叶って、10年後そこで滑る現役プロスケーター羽生結弦を見たい」「十年後も現役のプロのスケーター。羽生くんの言葉が嬉しかったです」「すごく楽しい番組でした。羽生くんの魅力いっぱいで“10年後も現役のプロ”めちゃくちゃ嬉しいなぁ」などのコメントが上がっていました。
10年後もフィジカルコンディションを維持して、“現役のプロ”でいたいという羽生さんの言葉に感動した視聴者が多かったようです。
また、羽生さんの「本物の『徹子の部屋』だ」と素顔のリアクションを見せる姿にキュンとなった人もいたのではないでしょうか。
【番組情報】
徹子の部屋
https://tver.jp/episodes/epnlm0li4e
（文：かんだがわのぞみ/編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）