12月28日放送の「笑いの正体 chapter3 ツッコミ芸人の時代」(NHK総合)に、お笑いコンビ・博多華丸・大吉の博多大吉さんがVTR出演。
大吉さんはダウンタウン・浜田雅功さんについて語り話題を集めました。
(画像:時事)
■博多大吉、姉から言われた衝撃の言葉
【ツッコミが発展した理由は?】
敬称略でいきますが、三村、博多大吉、フット後藤、小峠、銀シャリ橋本、ハリセンボン春菜、オズワルド伊藤…「ツッコミ哲学」を語ります。で、今回、中居正広代打MCとして…劇団ひとり登場であります。#笑いの正体
28(水)夜10:45[総合]https://t.co/5AjPxgwqBj— NHK広報局 (@NHK_PR) December 27, 2022
1980年代に一世を風靡したバラエティー番組「THE MANZAI」、少年時代にこの番組を見ていた大吉さんは個性の強いボケしか目に入ってこなかったそう。
大吉さんによると「『THE MANZAI』が起こしたのって面白いやつだけ残るっていう仕組みを作ったんですよね。漫才ブームが二年ぐらいで終わって『オレたちひょうきん族』が始まって。そこに残ったのってボケの人ばっかりで、仮に二人で始めても一人しか残らないっていうのを知ってたんですね。知ってたというか、これ当時の常識だと思うんですよ」と、当時の状況を回顧。
「もうどっちかしか残らないっていう状況で吉本に僕が何だかんだで入る事になって、普通のそんなにお笑い好きでもなかった姉から言われたんですよ。『何でツッコミするん?仕事無くなるやん?あんた何年かで結局消えるんばい』って言われて」と厳しい現実を突きつけられた事もあったそう。
■博多大吉を救ったのは浜田雅功の存在だった
そんな大吉さんですが、「一筋の光明が浜田さんやったんですね。ある日突然現れたんですよ。関西の人は『4時ですよ〜だ』っていう伝説の番組があって、僕と同世代のナイナイとかFUJIWARAさんとかは中学ぐらいからもう見てるらしいんですけど福岡はやってなかったから。もうビックリしましたね」と明かします。
「クイズのネタやってたんですよ。まずネタうんぬんじゃなくてまずツッコミの人の…後に浜田さんって分かるんですけど、ツッコミの人があんな言葉遣いであんな大声で喧嘩ごしでツッコむっていうのが初めて見たんですね。浜田さんが強いツッコミで1個1個丁寧に止めてくれて、本当に見てる人達をこうやんな今こういう事やんな、こいつおかしい事言ってるよね、よし次行こうみたいなこういうツッコミやったんですよ」と、ジェスチャー交え浜田さんのツッコミについて解説。
今回の放送にはネット上で「大吉先生と小峠さんから語られる浜ちゃんのツッコミの衝撃」「やっぱり、浜ちゃんスゴいんだなぁ」「浜ちゃんの凄さ。ダウンタウンが出てきた時衝撃だったもんなぁ」などのコメントが上がっています。
大吉さんの話からも浜田さんの登場はツッコミにとっては画期的だった事が伝わってきました。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)