実家は倒産寸前、売掛金1000万円、過酷すぎて3カ月で14kg痩せた…歌舞伎町ホストの壮絶な人生

投稿日:2022/11/04 17:28 更新日:

毎週木曜日の深夜に放送されているテレビ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)。11月3日の放送では、歌舞伎町で街頭インタビューをしたホストの物語が話題となっています。

歌舞伎町

(画像:時事)

■歌舞伎ホストのぶっちゃけエピソードを告白!立て替えていたお金を払ってもらえず、音信不通に?

番組では、大工からホストに転身したという1人の男性に声を掛けます。

この男性は「プリオ」という源氏名で活動しているらしく、由来はレオナルド・ディカプリオが好きだからなんだそう。

ぶっちゃけ告白のエピソードを聞くと、「お客さんに1000万飛ばれたことあります。女の子信用しきってて」と話し、売掛金を払われず逃げられたことがあるというのです。

売掛金とは、お客さんが料金をホストに立て替えてもらうこと。この世界では売上がランキングに直接影響するため、“推し”ホストのために売掛をして、後日ホストが立て替えた分を支払いに来ることが多いんだとか。

しかし、「女の子がお金用意できる方法とかを言ってて…」と話したこの男性のもとに、お客さんは現れなかったそう。最初の頃は支払い日を延ばすための言い訳をしていたそうですが、最終的には音信不通になってしまったみたいです。

■1000万円はホスト側が負担「3カ月で14kgぐらい痩せました」「1番のダイエットになった」

結局、売掛金1000万円はこの男性が負担し、全額を支払うことになったそうです。

「3カ月で14kgぐらい痩せました」と、過酷すぎるエピソードを明かしつつ、「1番のダイエットになった」と笑い飛ばしました。

「その女性に会うことができたら」という問いには「返して欲しいだけですね」と感想を述べつつ、「真っ当に生きて欲しい」と語りました。

■就職を蹴ってホストの道へ進んだ男性、決断の背景が深すぎた?「いつか僕が継ぐんで。その前に…」

次に声を掛けたのは、まだホストの業界に入って半年ほどしか経っていないという新人の方。

この男性は専門学生で料理の勉強を続けてきたにもかかわらず、就職を蹴ってまでホストの道に進むことを決めたそうです。

その理由を語り始めた男性は「実家が居酒屋を営んでいて、系列店とかもあるんですけど。それを継ぐために僕も料理の道を目指そうと。生まれからひたすら料理の勉強ばっかりして」と切り出しました。

しかし、男性が就職を決めるタイミングで新型コロナウイルス感染症が蔓延します。

「(実家の店が)潰れちゃいそうかな。倒産しちゃいそうかなっていうタイミングだったんで。だったら就職という大きな選択の前にホストの道で稼いで。いつか僕が継ぐんで。その前にお金を稼いでやろうと」と語りました。

実家の店を助けるためにこの道に進むことを決めた男性は、今も月に30万円ほどの仕送りを送っているんだとか。

この決断を理解してくれた両親に対して、「僕もその分応えてあげなきゃな」と胸の内を明かします。

「カッコいいですね」と伝えられると、「ホストって自分に自信持たないといけないんで。自分が決めた道は自分で突き進むって決めてるんで」と笑顔で話しました。

ネット上では、「大変な選択だっただろうな」と2人目の男性に言及する視聴者だけでなく、「いろいろな金の使い方があって面白かった」や「色んな人がいるなあ」など、番組全体を通じての感想も見られました。

この他にも様々な道で働いている人々が登場した今回の放送。生きる道は人それぞれだと強く実感させられる内容でした。

【番組情報】
じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~
https://tver.jp/lp/episodes/epkdhfmgm6

(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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