<記事提供:COCONUTS>
毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。
6月22日の放送では、進路に悩む高校生に対して、堂本さんが的確かつ優しいアドバイスを贈りました。
■進路に悩む高校生に送る、堂本剛なりの決断基準
番組には、進学先をどこにするか悩んでいるという高校3年生からメッセージが届きます。
このリスナーは「周りがみんな決め始めているので焦っています。家族や先生方が相談に乗ってくださっているのですが、近くに良い学校が多く、余計に迷いすぎてしまってうまく決められません」とのことで、「剛さんは色々な選択肢の中から1つに絞らなければならない時、どういった決め方をしますか?」と質問を投げかけます。
これに対して、堂本さんは「僕の良くないところでもある」と前置きしつつも、「みんなにとって良い形はなんなんだろう」という基準を持ち、選択・決断をしていることを明かします。
「それが即効性がなくても、そのうちみんながわかってくれる、気付いてくれるだろうとか、そういうところも全部見据えて選択することが多いかな」と回答しました。
■最終的に大事なのは自分の気持ち!
続けて、堂本さんは自身の決断の下し方を深掘りしていきます。
自身が話した「いずれわかってくれるだろう」「いずれ気付いてくれるだろう」「いずれ理解してくれるだろう」などの「いずれ」には、「10年単位のものもあるし、もっとのものもある」と話しつつ、「ただ、やっぱり全ての人が良いって思うのは難しいのよね」と本音も明かします。
「全ての人が良いと思う」までの過程をリスナーのケースに当てはめると、「先生はおすすめしない」「家族はそこで大丈夫?」「自分的には良いと思うんだけど…」など、様々な感情が交錯すると説明。
「人ってのは自分の意見を伝えてはくれるんだけど、同時に悩んだり迷ったりもするじゃないですか」と話した堂本さんは、「1番大事なのは、こんな話をしながらも、自分が良い思う選択をすることだと僕は思います」と宣言。
「自分を信じてあげながら、自分が選んだ道だから、それを信じて突き進んでいく。本当はそれが1番良いんじゃないかと思うので、自分が『これだ!』『ここだ!』っていうものがあるんだったらそれがいい」と伝えました。
■“聞き上手”な堂本剛、相手の心情に寄り添いつつ的確なアドバイスを送る
ただし、「ここだ!」「これだ!」などの直感的な決断が難しい場合も踏まえて、堂本さんは「この学校に行くとこれだけのメリットがあってこれだけのデメリットがあるとか。このメリットとデメリットも、1つ1つの場所に対して出してみるのもいいんじゃないかな?」と“プランB”も提案。
「それで、デメリットが多かったとしても、『このデメリットなら自分は乗り越えられるな』と思ったら、それはデメリットじゃないからね。人が言うデメリットを、自分はデメリットと思わないこともあるし」と力説。
最後には「だから、そういう風にして、細かく分析して、(答えを)出すのがいいんじゃないかな。最終的には自分が気持ちよく『ここだ!』と思えるところに進んでいければいいと思います」とエールを送りました。
ネット上では、リスナーに寄り添いながらも的確な堂本さんのアドバイスを聞いて、「真剣に実直に答えてるもんね。適当じゃない対応。人として尊敬するわ」という声や、「つよしくんいつも論理的なんだよなあ。感覚派っぽく思われがちなのに実際は理系な思考してる」という意見が続出していました。
ほかにも、ファン“らしさ”が溢れる「私は剛くんの故郷勉強したくて志望校決めた」という体験談も見られました。
人の心情に寄り添いながら、状況を細かく分析して的確なアドバイスを届けられる堂本さんに感服した方が多かったようです。
以前の放送で、「相談に乗ることが特技」と言っていましたが、まさにそんな一面が垣間見える放送でした。
【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)