<記事提供:COCONUTS>
毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。
5月4日の放送では、堂本剛さんが世間の休日が自身のなかではどのような時間なのかを明かし、その上でライブへの強いこだわりを事細かに説明しました。
(画像:公式SNSより)
■世間の休日こそ、芸能人は働き時?
番組冒頭、堂本さんは「5月に入りまして、(放送日の)4日はゴールデンウィークの後半ということで、今年は最大10連休らしいですね」と切り出します。
その上で、堂本さんのような職業の方々は「最長で何連休!みたいなことを毎年言ってんなとは思いますが、ゴールデンウィークとか、いわゆる世の中の休日と呼ばれる日みたいな時こそ、こちらとしては働いていなければならない。働くべき時間なんですよね」と強調。
「世の中の休日みたいな時に休むということがほぼほぼない中で生きてきました」と話しました。
■堂本剛、自身のライブはバンドメンバー含めて“野放し状態”も「それが醍醐味」
加えて、オンエア日の翌日と翌々日には、パシフィコ横浜にて自身のライブツアー『.ENDRECHERI. LIVE TOUR 2024「RE」』を控えていることから、堂本さんは「ENDRECHERI.のライブというのは、バンドメンバーに『こんな感じでお願いします』とは言っていますが、(大まかな構成を)ほぼほぼ決めていない」と明かします。
「ステージに立ったその瞬間、ミュージシャンたちはメロディーを選択して、演奏をしているので、全く同じ演奏というものはほぼほぼないんですよね」と伝えると、続けて「メインとされるリフ、キメと言われるものには従ってやってくれるんですが、他は野放し状態でやっています」と内情を告白。
ただし、堂本さんは「その野放しの中に僕は立って歌っているんで、まあ大変なんですけど、それが僕のクリエイティブでやりたいことなので、全然『そうしてください』と伝えています」と述べ、自身の希望としてこのような体制をとっていると宣言。
“野放し”のなかでのパフォーマンスの具体例を、次のような言葉で表現しました。
「ラストのセッションとか、長い時とかめちゃくちゃやっちゃいます。だけど、約24分間くらい、それを超える時もありますけど、そのフリーセッションなんかは、僕が1番最初に演奏し始めて、その後僕が指揮者に回って、ミュージシャンを自由自在に操ります。そのなかでコードチェンジをしたり、テンポを変えたりなどの指示を出す」
「自分がスタートして、エンドがわからない。『いつ終わるんやろ』と思っていることもありますが、それがライブの醍醐味だなと思っています。練習してきたものをお披露目するのではなく、自分もその時になってみないとわからないほうが、自分のスキルとかを試せるので」
■「それが僕がやりたかったライブ」…堂本剛のクリエイター活動への思いが深い!
また、堂本さんは「あとは、来てくれるオーディエンスの方が変われば、ステージが変わるといったライブをやりたいんです」と自身のライブに対する考え方を明かします。
ファンの方には「みなさんも、自分が行ったところでライブは変わらないやろと思っていたら、これは本当に大きな間違いで、あなたがライブに来るからライブが変わるんですよ」と伝えた上で、「それが僕がやりたかったライブ」と語った堂本さん。
ENDRECHERIという名前はファッションなどを含めたクリエイターネームだと主張し、「堂本剛がクリエイターとして何かを手掛けた時は、この『ENDRECHERI』という名前がついている感じで、ラフに考えていただければと思います。ライブの時は、堂本剛のクリエイティブ・バージョンミュージックということで」と話しました。
ネット上では、「『貴方がライブに来るとライブが変わる!』って嬉しいね」や「GWも年末年始も剛さんは絶賛お仕事中よね」などの感想、さらには新規のファンの方に対する「ライブ参戦のハードルだんだん高くなってる感じするよね(笑)。でも全然気にしなくて大丈夫ですよ~!みんなで楽しめる平和な時間」といった声が見られました。
自身の“クリエイター”としての活動にブレない軸があるからこそ、ライブのような“クリエイト”する環境には堂本さんの「やりたいこと」が強く反映されているのでしょう。
ファンの方も含めた上での“クリエイト”という表現に、嬉しくなった方も少なくはないのではないでしょうか。
【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20240504220000
(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)