<記事提供:COCONUTS>
2月12日放送の「THE TRAD」(TOKYO FM)では、ガンダムソングを特集。
稲垣吾郎さんは、最新劇場版でも主題歌を担当した小室哲哉さんと「機動戦士ガンダム」シリーズとの相性の良さや、人気キャラクターのシャア・アズナブルについて語りました。
(画像:時事通信フォト)
■稲垣吾郎、小室サウンドと「ガンダム」の相性
今回はアニメ音楽ライター・澄川龍一さんをゲストに招いて「機動戦士ガンダム」シリーズとJ-POPの歴史を辿る企画を実施。
澄川さんは、「1980年代のアニソンシーンにはひとつ大きなJ-POPとの転換点がありまして。これが、1987年放送開始になった『シティーハンター』というアニメがありまして。これも『ガンダム』と同じサンライズ制作なんですけど、ソニーミュージックのエピックっていうレーベルがあるんですけど、そこが本格的にアニメの主題歌に参入してきたのが『シティーハンター』」と、アニメとJ-POPの関係におけるターニングポイントになった作品を明かします。
「シティーハンター」では、小室さんが所属していたTM NETWORKの「Get Wild」がエンディングテーマとして起用され人気を集めました。
TM NETWORKは、1988年公開の映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」も担当。
澄川さんはアニメの主題歌として、曲が流れ歌うアーティストが売れていくタイアップ手法が「シティーハンター」で、確立されていったと言います。
1990年代に小室さんが音楽プロデューサーとして一世を風靡したこともあり、J-POPの転換点になったと話します。
稲垣さんは「もともと、小室さんの電子音楽、エレクトロミュージックみたいなものと『ガンダム』など、SFものと相性が良いですね」と話すと、澄川さんは「そうですね。改めて今聴いてもピッタリ合う」と納得します。
■稲垣吾郎、シャアの髪型に持論
曲が流れている最中にも、稲垣さんと澄川さんはシャアの髪型の話で盛り上がります。
テレビアニメ「機動戦士ガンダム」「機動戦士Ζガンダム」では、前髪を垂らしていたシャアですが、映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」ではオールバックで登場。
これについて稲垣さんは、「オールバックじゃないんじゃない。幼少期の頃にセイラがキャスバル兄さんって追いかけていく後ろ姿の時のキャスバル兄さんは、トレンチコートを着た時のシャアの乱れた淫らな前髪が好み」と、シャア髪型について持論を展開しました。
今回の放送にはネット上で「ゴロウ店長、セイラがキャスバル兄さんって追っかけて行く時のシャアのあの乱れた前髪が好み店長(笑) ヲタクでしかない(笑)」「曲中、シャアの髪型について熱く語る吾郎さん?オールバックではなく前髪があったほうがいいと笑」「シャアのオールバックではない前髪が大好きだった吾郎店長(笑)」などのコメントが上がっています。
稲垣さんが言うようにシャアのオールバックは確かに違和感がありますね。また、乱れた淫らな前髪が好みというのはなかなかマニアックな視点ですね。
(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)