【藤井風構文】川谷絵音「唸るしかありません」藤井風の“死”の表現に「救われた人がいっぱいいる」

投稿日:2024/01/22 17:30 更新日:

<記事提供:COCONUTS>

1月21日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)に、川谷絵音さんが出演。

2023年度「マイベスト10曲」を発表する企画で、川谷さんは1位に藤井風さんの「花」を選出しました。

(画像:公式インスタグラムより)

■川谷絵音、藤井風「花」を絶賛

今回は、川谷絵音さん・いしわたり淳治さん・蔦谷好位置さんが「昨年度マイベストソング」をランキング形式で発表する企画の後半戦を放送。

川谷さんが1位に選んだのは、ドラマ「いちばんすきな花」でも注目を集めた藤井さんの名曲「花」。

2020年度のベストワンにも藤井さんの「罪の香り」を選ぶなど、早くから藤井さんの才能に目をつけていた川谷さん。

藤井さんの「花」について、川谷さんは「2023年一番のポップソングです。シンプルな言葉しか使ってないのに、どんどん深くなっていく歌詞。“しわしわに萎れた花束”は、完全に藤井風構文」と歌詞にも着目。

川谷さんによると、「子供でもわかる擬態語や擬音語が、お洒落なメロディーに乗っているのは藤井風だから出来ること。他の人がやればたちまちダサくなってしまう。針の穴を通すような言葉と、メロディーの組み合わせの妙には唸るしかありません」と、藤井さんの才能を絶賛。

川谷さんの解説を聞いた蔦谷さんは、「確かにこれもちょっと歌謡曲感あるもん。80年代の歌謡曲っぽい」と呟くと、いしわたりさんも「うん!」と納得。

そして、川谷さんは「聴いた瞬間にこれだと思って」と、文句なしの1位だったと太鼓判を押します。

■川谷絵音、藤井風「花」に救われる

英訳された「花」の歌詞について、川谷さんは「咲いてる、全てが溶けていく…って意味があんまりわからなかったんですけど。全てが溶けていく(の英訳が)が『Melting』とかじゃなくて、『Everything comes together』ってなってたんですよ。全ては土に還っていくっていう。この二行で人間はいつか死ぬっていうことを一切“死”っていう言葉を使わずに花で喩えていて。しかも、それが英詞を見たらわかるって何ともオシャレだなと思って」と、英詞を見ると歌詞への理解がより深まると解説。

川谷さんは「本当にこの曲で救われたというか。救われた人がいっぱいいると思うんですこれ」と絶賛しました。

今回の放送にはネット上で「風くんの花、英詞あるの知らなかった〜絵音くんの解説すき」「『藤井風構文』パワーワードやな唸るしかない。風さんの音楽と向き合うと。絵音さんことばにしてくれてありがとう」「絵音さん、救われたって藤井風構文、なるほど〜うなづくばかりでした」などのコメントが上がっています。

川谷さんは「藤井風構文」と表現していましたが、言葉遊びのような歌詞をオシャレな音楽に乗せる藤井さんの魅力を言い当てた言葉ですね。また、英詞を見るとより歌詞の理解が深まるのも英語が得意な藤井さんならではの仕掛けですね。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

\ この記事をシェアする /

関連キーワードから記事を見る
,

Copyright© COCONUTS , 2024 All Rights Reserved.