3月31日、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾さんのYouTubeチャンネル「藤森慎吾のYouTubeチャンネル」では、相方の中田敦彦さんとオンラインで対談する動画を公開。オリエンタルラジオの今後についての発言に注目が集まっています。
■中田、顔出し引退宣言の真相は?独自の分析を力説「プラスに働くっていう可能性がある」
シンガポール在住の中田さんと、オリエンタルラジオの現状や今後についてオンライン上でトークした今回の動画。
実は、2023年、40歳になる年に「顔出し引退します」と宣言している中田さん。一方で、オリラジは2025年に日本武道館でライブをやるという目標も掲げています。
この2つが決して矛盾しないことを説明したいという中田さん。
「2025年に武道館に行くために、今、顔出しを引退すると言っても過言じゃないんだよ」と切り出します。
そして、「ファンの人がライブに来るかどうかと、知名度があるかどうかとか露出度があるかどうかってのは、むしろ反比例するっていうデータについて説明したい」と、独自の分析を力説。
例として、皆が知っているお笑いコンビ・ハリセンボンが神保町花月を埋められなかった一方で、有名でない声優がドームを埋めている現象を挙げる中田さん。
「だから、知名度があるっていうことの方がライブにお客さん来ないっていうのが、全然あるわけ」と言い、「ファンが『マス』か『コア』かっていうことが大事なんだよね」と分析します。
「こういうYouTubeはむしろコアを刺さないと伸びない」「そういう人たちの中で言うと『ここでしか見れない』は絶対大事なの」と中田さん。
そして、中田さんをはじめ、江頭2:50さん、カジサックさんなど、芸人の人気YouTuberトップ5を挙げ、「全員テレビで見れなくなった人なの」とズバリ指摘します。
「なので、テレビに出ないっていうことがプラスに働くっていう可能性がある」と中田さん。藤森さんも「なるほど」と大きくうなずきました。
■露出を減らした中田「オンラインサロンの人数が…」藤森も拍手
YouTubeだけに振り切ってやるタレントも多いなか、中田さんはさらに、オンラインサロンとライブでしか顔を見せないというやり方に絞りました。
その結果、「オンラインサロンの人数がどうなったかっていうと、一気に増えました」と中田さん。なんと、ここ1カ月で1000人ぐらい増えたのだとか。
露出を減らすことで結果を出した中田さんは、「だから俺は『2025年武道館に行く』って言った時から、そのためなら何でもするって」「そう思って、全身全霊考えて今から顔を出さなくするっていう実験はアリだと思ってるわけですよ」と宣言。
これを聞いた藤森さんは、「相方について行ったら楽しそうだという僕のね、もくろみ、間違ってなかったです」と言い、中田さんに拍手を送りました。
■互いにエールを送り合うオリラジに視聴者「最高な2人」
一方で、藤森さんに対し「慎吾にはずーっと光の中、歩いてほしい」とエールを送った中田さん。
ネット上では、「相方が大好きな2人で、コンビとしても最高な2人だと思う」「結局あっちゃんが頼るのは藤森さんなのよね。素敵な関係」「顔出し引退の本当の理由を聞けた気がしてすごく納得しています」と応援の声が上がっています。
オリエンタルラジオの2人がお互いの個性を尊重し、信頼し合う様子が視聴者にも存分に伝わったのではないでしょうか。
【番組情報】
藤森慎吾のYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=IfOx1i17NPE
(文:二木もなか)