風間俊介の「東京ディズニーシー特集」が"もはやブラタモ"と話題 「マツコの知らない世界」

投稿日:2019/04/10 15:03 更新日:

4月10日放送の「マツコの知らない世界」に風間俊介さんが登場。「東京ディズニーシー特集」が組まれた今回の放送で風間さんは地質学者の教授とパークのシンボル「プロメテウス火山」を調査、そのマニアックな内容が「ブラタモリ」みたいと話題になっています。

地質学者と「プロメテウス火山」を調査する風間俊介

昨年の「東京ディズニーランド特集」でもそのマニアックな知識に反響が寄せられた風間俊介さんが再び「マツコの知らない世界」に登場。今回のテーマは「東京ディズニーシー特集」で、マツコさんを驚かす事になったのが地質学者の静岡大学・小山真人教授と巡った「プロメテウス火山」。

言わずとしれたパークのシンボル的な存在の「プロメテウス火山」ですが、あくまでも人工物で地質学とは無縁のものに見えますが、プロが見ても驚くほど本物の火山を細かい部分まで再現しているところが今回の調査のポイント。

小山教授によると「プロメテウス火山」は海底で噴火を繰り返し誕生したとのこと。教授がパーク内で火山誕生の証拠として名前をあげるのが「フォートレス・エクスプロレーション」にある地層。風間さんが「バームクーヘンみたい」と表現したこの地層は、海底火山が誕生した時、水とマグマが触れてできた地層と火山灰が積み重なった地層が交互に配置されています。本物の海底火山が誕生した時と同じ地層をそのまま再現しているようです。。

さらにディープに「プロメテウス火山」を掘り下げる風間俊介

さらに、小山教授が注目するのが、「パホイホイ溶岩」もパーク内に再現されている点。「パホイホイ溶岩」とは、マグマが冷えて固まったもので、滑らかな表面が特徴。教授によると本物の「パホイホイ溶岩」のようなガラス質で表面に光沢まで再現されているところがすごいとのこと。

また、内部には火山ガスが抜けた事によってできる気泡も再現してあるそう。ちなみに、教授が写真で紹介したハワイのキラウエア火山の「パホイホイ溶岩」とほぼ同じものが「東京ディズニーシー」では再現されています。

続いて、2人は「ミステリアスアイランド」の中心地を訪問。教授の推察によると、「ミステリアスアイランド」の中心で水が溜まっているエリアが火口湖で、地下で水とマグマがふれあい火口が爆発。これによって大きな火口湖が誕生。さらに、爆発の影響で火口湖が移動していき、現在のプロメテウス火山が誕生したとのこと。

あの湯気はフェイクじゃなかった

「ディズニー」がすごいのはここからで、湖のほとりから湯気が噴出されているのですが、サーモグラフィーで温度を測ってみると約92度の蒸気とお湯が噴出されている事が判明。あの湯気はあくまで煙のようなものを出しているかと思いきや、本物の火山のような熱い湯気を再現しているようです。あまりの再現度の高さに、マツコさんも「ちょっと怖くなってきた」と驚愕します。

他にも、「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」や飛んできた溶岩から人間を守る防護ネットまで再現。ここまでリアルを追求する「ディズニー」に対して、マツコさんは「今までディズニー絡みで見てきた番組の中で一番ビックリした」とコメント。学術レベルまで、本物の火山を再現してしまうディティールへのこだわりが視聴者に衝撃を与える事になります。

「もはやブラタモリでは」と絶賛

視聴者からは、「もはやブラタモでは…」「シーの特集観てたのに、地層と火山の番組になってたブラタモ…?」「ディズニーシーでブラタモ…じゃなくてブラカザマ」などの声があがっていました。今回登場した小山教授が「ブラタモリ」に出演した事もあってか、「ブラタモ」みたいと感じた人が多いようですね。本物の火山を地質学の専門家も驚くほど完璧に再現していると知り、並々ならぬ「ディズニー」のこだわりを知る事ができました。特に、湖のあの湯気が本当に熱いとは、なかなか驚きでした。(文:かんだがわのぞみ)

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