3月23日、テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で公開された動画で、声優・山口勝平さんのエピソードが貴重すぎると話題になりました。
■山口、トンボ役を演じた当時を振り返る!
声優コレクションと題して、ゲストに山口さんを迎え、トンボ役を演じた宮崎駿監督作品の「魔女の宅急便」(1989年)のエピソードを披露。
最初にオーディションに受かった作品についてMCの三ツ矢雄二さんから聞かれると、山口さんは「魔女の宅急便です」と回答。三ツ矢さんは、「ジブリが出たよ」「入口がデカいね」と嫉妬します。
「魔女の宅急便」でトンボ役を勝ち取った山口さん。
三ツ矢さんから「トンボ役はどうでした?」と聞かれると、声優として活動し始めたばかりだった山口さんは、「何にもわかってなかったんで、よかったんだろうな」と当時の様子を説明。
テレビで再放送されているのを観ているそうで、「自分に聞こえないな」「まだ声優として何にも出来上がっていない」と自分の声とリンクしていないと話していました。
■山口、『魔女の宅急便』日本アカデミー賞受賞時はバイト中!?宮崎が授賞式を欠席した理由は…ファン「貴重すぎやろ」「
続いて、「魔女の宅急便」が第13回日本アカデミー賞で話題賞作品部門と特別賞を受賞し、式典に参加した時の話に。
主人公・キキ役で、「名探偵コナン」(読売テレビ・日本テレビ系)の江戸川コナン役としても知られる、高山みなみさんと同席したそう。
監督を務めた宮崎さんについて、「実はすごく恥ずかしがり屋さんで、宮崎さんが『僕は行かない』」と出席しなかったと貴重な話をしていました。
宮崎さんとのエピソードに、MCの浪川大輔さんは「近いんですよ、距離が!」「僕ぐらい遠いと呼び捨てですもんね。”宮崎駿”って」と笑いを誘います。
三ツ矢さんも、「大体呼び捨てか、先生つけるかどっちかだよね」と共感していました。
さらに、この時に山口さんはスーパーでアルバイトをしていたそうで、「(日本)アカデミー賞の授賞式に出るんで早退させてください」と店長に報告したら、「何言ってんだ、お前!」と信じてもらえなかったとか。
それには、三ツ矢さんと浪川さんは大笑いし、「そりゃそうだ!」と店長の対応に納得していました。
■貴重な台本に、新たな発見!思わず「すごっ!!」
今回は特別に、お宝ともいえる、「魔女の宅急便」の台本を披露。
32年前の貴重な台本に興奮する三ツ矢さんと浪川さん。
浪川さんは台本を手に取ると、「ヤマト運輸と提携してるんだ!」と驚きの発見をします。
山口さんは「『魔女の”宅急便”』だから!」と、ヤマト運輸の宅配サービス名と同じであるためと説明すると、浪川さんは「やっぱそういうことなの? すごっ!」と感動していました。
昔は手書きの台本だったため、三ツ矢さんは「書く人によって読みにくい字とかあった」と台本をめくりながら当時を懐かしみます。
台本の所々に”落ち着いて”の文字を発見した三ツ矢さんは、「落ち着いてなかったんだね」とツッコミ。
ベテラン声優の細かい台本チェックに、山口さんも「そんなに熟読されると思わなかった」とタジタジの様子でした。
他にもアニメ「ONE PIECE」(フジテレビ系)のウソップ役や、「DEATH NOTE」(日本テレビ)のL役のエピソードを披露したりと、貴重な話が聞けた今回の動画。
ネット上では、「これは貴重すぎやろ」「お宝裏話すぎる」「貴重な話を聞けて嬉しかったです」と、貴重な話に歓喜の声が寄せられていました。
永久保存版となりそうな貴重なエピソードが満載のトークに、何度も観返したくなったファンは多かったのではないでしょうか。
【番組情報】
動画、はじめてみました
https://www.youtube.com/watch?v=8QuoH2PjvvA
(文:戸坂あさみ)