5月7日放送の「ものまねグランプリ特別編 ものまねレジェンドが選ぶ次世代ものまね芸人No.1決定戦」の企画コーナーにものまね芸人・神奈月さんが登場。CDショップの「QUEENコーナー」を全部自分にしてもバレないのでは?という企画に挑戦し、話題を集めています。
「最近の人は僕のフレディの方を見てますから」QUEENになりきる神奈月
以前放送された「ものまねグランプリ 2018」で優勝した神奈月さんはある日、頼み事があるとスタッフを呼び出します。神奈月さんの持ちネタの1つにQUEENのものまねがありますが、昨年映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットした事もあって、CDショップの「QUEENコーナー」が盛り上がっていることに触れます。
神奈月さんは「CDショップのQUEENまるごと全部自分にしてもバレないのでは?」とスタッフに提案。「最近の人は僕のフレディの方を見てますから」と神奈月さんが自信たっぷりなので、「タワーレコード新宿店」の協力を借りてこの企画を検証する事になります。
QUEEN全メンバーを演じる?MVも撮影
「タワーレコード新宿店」では「QUEENコーナー」に並ぶ「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラのジャケットを変更。オリジナルのフレディ・マーキュリーさんの部分を合成で神奈月さんに変えます。撮影するのはジャケ写専門のカメラマンでしかも照明もプロの仕事なので、中々の仕上がり。よく見ると違いはあれど、パッと見は遜色ない出来栄え。
他にもライブDVDやベストアルバムなどを神奈月さんに変更して作業を進めます。これだけ終わりかと思いきや、店のモニターに流れているQUEENのMVも神奈月さんが顔出しで登場するものに入れ替えます。しかも、フレディさんだけでなく、他のメンバーも神奈月さんが1人で全役をやるという暴走っぷり。
映像なので神奈月さんの顔がまる写りで、しかも、楽器の演奏も明らかに手まねというシュールな仕上がり具合。また、試聴用のCDの音源も神奈月さんの歌に替えるという念の入りようで検証を実施します。
簡単に見破られる神奈月
早速、検証が始まり「QUEENコーナー」に足を止めるお客さん。モニターで見ただけでは気付いているのかわからないので、スタッフがお客さんを直撃。すると、お客さんの口からは「明らかにおかしかった、完全に神奈月さんですよね」という言葉が出て、あっさりと見破られてしまいます。
他のお客さんからも、「全然違う、顔が違うんで、作りがもう違うんで」といったコメントが。神無月さんは自信満々だったはずが、大半のお客さんに気付かれてしまうという結果に終わります。今回の企画、数あるリアクションのなかでも、外国人のお客さんが「フェイク、オーマイガー」と言いつつ、ネタだとわかる「でも好きだよ」とユーモアを見せるところが爆笑ポイントとなっていました。
神奈月の持ち込み企画に絶賛の声
※タワレコ店頭のクイーン関連商品は、全て本物です。
(神奈月さんでは、ございません)https://t.co/ePGRZXpPK7#ものまねグランプリ #ものまねGP #Queen #クイーン #ボヘミアンラプソディ pic.twitter.com/kU8FRnd6Pe— タワーレコード セール&キャンペーン (@TOWER_Sale) May 8, 2019
ネットでは、放送を見た人から、「神奈月持ち込み企画が一番面白かった」「協力してくれたタワレコもさすが」「神奈月のフレディ、特にタワレコの視聴CDは声出して笑った」「神奈月QUEEN展開してる時の新宿タワレコ行きたかったwww」などの声があがっていました。
これは、似てる似てないは別として、ネタとしては相当面白い映像だったのではないでしょうか。また、QUEENの「バイシクル・レース」の歌録りの時、神奈月さんが自転車をこぎながら歌っている映像が特にツボにはまった人も多いのでは。(文:かんだがわのぞみ)