福澤徹三さんの同名小説をムロツヨシさん主演でドラマ化した「Iターン」(テレビ東京系)の第6話が、8月16日に放送されました。第6話では、ムロさんに「スパイになれ!」と持ちかける「竜崎組」組長・竜崎剣司を演じる田中圭さんの台詞が話題を集めました。
「Iターン」第6話のあらすじ
竜崎(#田中圭)が悪徳刑事・城島(#河原雅彦)と組んで、岩切(#古田新太)を潰しにかかる💥
狛江(#ムロツヨシ)も竜崎組のスパイになれと迫られ…😱㊙️
ぜひご覧ください!! pic.twitter.com/orJMI58djJ
— テレビ東京 宣伝部 (@TVTOKYO_PR) August 16, 2019
上司に逆らい左遷同然で阿修羅市へとやってきた広告代理店の営業マン・狛江光雄(ムロツヨシ)。「岩切組」と「竜崎組」がしのぎを削る阿修羅市では、いよいよ二つの組による戦争を目前に控えピリピリと空気が張り詰めます。
「岩切組」組長・岩切猛(古田新太)は全面戦争に向けて拳銃を準備するため、借金の返済を急ぐように狛江に迫ります。
その頃、岩切を蹴落とすため、「竜崎組」組長・竜崎剣司(田中圭)は、悪徳刑事・城島豊(河原雅彦)と手を組んで「岩切組」がケツ持ちする風俗店を次々に摘発。資金源を絶たれた「岩切組」は追い詰められることになりますが…。
古田新太が男気を見せてムロツヨシを救う
物語の舞台・阿修羅市は「岩切組」と「竜崎組」が火花を散らす街。どちらもヤクザですが、竜崎はインテリな側面があり、表向きにはサラ金「ドラゴンファイナンス」の社長という肩書きで、利用できるなら警察とも手を組む冷徹な一面があります。
一方で、岩切の方は乱暴な側面もあるのですが、義理と人情を重んじる昔気質なヤクザ。そんな、岩切はドラマ第6話では、狛江がぼったくりにあいお金が払えないピンチの場面で、登場すると店の従業員を「わしの舎弟からぼったくるとは、ええ根性してるな!」と一喝。
岩切から借金して縁が切れない間柄になった狛江は、当初は彼のことを信用して良いのか迷う一面も見られました。しかし、岩切が自分の仲間はどんなことをしても助けるという男気を見て、心が動かされることになります。
「Sになれ」ムロツヨシを脅す田中圭の演技にゾクゾク!
岩切に惹かれつつある狛江ですが、一方で、警察と手を組んだ竜崎の罠にはまり事務所へと連行されます。ここで、竜崎は狛江に「Sになれ!」と取引を申し込みます。
「S」とは要はスパイのことで、ライバルである自分に岩切の情報を流すように狛江に脅しをかける竜崎。低いトーンの声で狛江を追い詰めて、「お前はSだ!忘れるなよ!」と、恩人である岩切を裏切るように仕向ける田中圭さんの凄みのある演技は必見。
田中圭の演技に「Sになりたい」の声続出
竜崎を演じる田中さんの演技にネットでは、「竜崎さまに『Sになれ』って言われちゃった…ドMですけど、いいですか??←違う」「私も竜崎さんのSになりたい←竜崎さんどタイプ過ぎて震える…」。「悪い圭にゾクゾクするうう私、Sになりたいです!!」などの声があがっていました。
竜崎は完全な悪役ではありますが、田中さんの演技のうまさもあって、悪と分かりつつも惹きつけられる魅力を感じる人は多いようです。
番組は見逃し配信もあるので、見ていない人はぜひ見てみてくださいね。
https://tver.jp/episode/61645193
(文:かんだがわのぞみ)