お笑いコンビ・EXITとHIP-HOPユニット・Creepy Nutsが出演するトーク番組「イグナッツ!!」(テレビ朝日)。3月23日の放送では、DJ松永さんが芸能界ならではの交友関係の難しさについて語る場面がありました。
■EXIT兼近「基準や形は違っていい」友達のあり方に名言炸裂!
#イグナッツ 3月23日放送分
見逃し配信中‼️🔻10文字委員会お題「友達」
4人さまざまな友達観と、その果てに見えた答えとは⁉️🔻「30年後の兼近さんは寺島進さんみたいになってるんですか?」の質問に本人が解答‼️https://t.co/ST7J5iw9Jl
— 【公式】イグナッツ‼︎ (@exnuts_official) March 23, 2021
今回番組では、お題について10文字で表現する企画「森羅万象10文字委員会」が行われました。
お題は「友達」。
兼近大樹さんは、「基準や形は違っていい」と10文字で表します。
というのも、昔はギャルの女の子同士が「ウチら友達なんだー」と言っていることに対し、「ホントに友達かよ」と冷めた目で見ていたようですが、最近になって「それも友達なんだ」と思うようになったのだとか。
「軽い友達もいれば、人生を一生共にする友達もいたりとか」と、さまざまな形の友達があるとし、「『私って本当の友達なの?』っていう必要なくて」「色んな多様性を含んでるのが友達」と持論を展開した兼近さん。
この回答にDJ松永さんは、「正解出たっぽい…その通り過ぎない!?」「ハッとした」と言って、自身の考えを改めるほどの説得力を感じたようでした。
■芸能界の交友関係は”利害関係”とセット!?
そんなDJ松永さんの回答は「利害関係のない間柄。」。
松永さんは、芸能界に入ってから、新しい交友関係ができたときに「仕事に繋がること」を自然と想像するようになってしまったそう。
一方で、地元の友達は、そういった旨味を考えることなく友達になっていた、と振り返ったのだとか。よって、この回答になったようです。
すると、兼近さんは、DJ松永さんの回答に「めちゃくちゃわかりますけどね」と共感。
兼近さんも同じく、芸能界では利害関係を意識し、相手も同じことを考えているかもしれないと想像してしまう、とのこと。
さらにDJ松永さんは、「例えばミュージシャンと友達になっても『曲作ろうよ』って話にすぐなっちゃうんですよ」「普通に遊ばせて欲しいんですけど…でそれになった時点ですごい冷めちゃったりするし」と吐露。
「フラットに利害関係なく友達にさせてほしいって思っちゃうから、人に壁を作っちゃうところがあるんですけど…」と、芸能界ならではの交友関係に対する苦悩を語りました。
■DJ松永「りんたろー。さんみたいなタイプと仲良くなれたり…」その理由は相手の人間力!?
そんな中、りんたろー。さんは「何かとシェアできる奴」と回答。
「シェア」を推すりんたろー。さんは、利害関係すらもシェアできる人が友達であるとDJ松永さんに意見します。
そんな、対極な意見を持ったりんたろー。さんに、DJ松永さんは「オレ、こういうタイプだけど意外とりんたろー。さんみたいなタイプと結構仲良くなれたりするんですよ、不思議なもんで」と告白。
そして、「結局、人間力のある人に甘えて、そういう人に仲良くしてもらうことが多い」と言って、全てを受け入れ、歩み寄ってくれるような優しい人と友達になっていることを明かしました。
最終的に、「友達」を表すベスト10文字となったのは、兼近さんの「基準や形は違っていい」。
兼近さんが「思春期の子に理解してほしい」とメッセージを送り、Creepy Nutsが兼近さんの回答にしみじみすると、りんたろー。さんは「良い番組になってる」と言って、盛り上げます。
しかし兼近さんは、「この時間にこの番組見てる人、こんなんで感動しないよ」とコメント。
スタジオからは笑いが起こりました。
ネット上では、「笑えて刺さる」「どれも共感」「かねちーのが深い」「友達の距離とか関係とかわからなくなる時あるから、今日のかねちーの言葉に救われたよ」「りんたろー。さん…松永さんも引かれちゃう人間力」といった声が。
真面目な回答を聞き入ってしまった方が多かったのではないでしょうか。
最後の最後で、きちんと落としてくる辺りに、この番組らしさを感じましたね。
【番組情報】
イグナッツ‼
https://tver.jp/corner/f0070185
(文:ジョブリナ)