坂上忍がASKAに「もうクスリやってないですよね」チャゲアス復帰にも言及した「シンソウ坂上」が話題

投稿日:2019/01/18 15:33 更新日:

歌手のASKAさんが、17日放送のフジテレビ系『直撃!シンソウ坂上』に出演。2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕され活動を余儀なく自粛へ。そして、執行猶予期間が明けた18年に活動を本格的に再開させたASKAさんに、番組MCの坂上忍さんが直撃インタビューを敢行。また、番組内ではクスリについても言及し、大きな話題となりました。

クスリとの出会いと諦め

ASKAさんが、初めてクスリに手を染めたのは1996年にイギリスへ訪問したときであると告白。ロンドンのライブに招待された際に、「盛り上がりましょう」と現地スタッフに連れられて行ったクラブで、知らない男に「これいらない?」と声をかけられたそうです。錠剤を半分に割って、水とともに一気に流し込むと、“何か”が突然変わる感覚があったというASKAさん。「『出会ってしまった人』という言い方をしている。“それがそれ”だったと言う感覚はなかった。別のものだというふうに理解していたから。“それ”だって聞いた時にはどこかで観念しました」と当時を回顧しました。

「いつでも戻ってこられる」社会復帰は「自分次第」と強い意見も


どうしても聞きたいことがあるという坂上さんから、「ASKAさんは、もうクスリやってないですよね?」とストレートな質問をぶつけられました。さらに、「(薬物を)やめられる人とやめられない人の差って何ですか?」と問われたASKAさんは「やる人はやる、やらない人はやらないっていうだけの話」と返答。さらに、「殺人に同情はあっても、クスリに同情はない。一度やったら、もう人として終わりだと(世間は)攻撃してくる。僕は『川を越えちゃった人』って言い方をしていて、境界線があってやらない側にいる人には何も分からない。何かの弾みで向こうに行っちゃった人は、行っちゃった人だけが知る世界があって、いつでも戻ってこられる(と思っている)。だけど戻ってこさせてくれない空気が世の中にはあって。自分はいつでもやめられるっていうのはどこかにあるから、それが歯抜け状態で続いてきてしまっただけの話」と独自の見解を示しました。

「CHAGE and ASKA」に言及!復活の兆しは?


また、活動休止中の「CHAGE and ASKA」についても言及しました。活動を自粛していたASKAさんは、昨年11月から12月にかけて5年ぶりにソロコンサートツアー「THE PRIDE」を開催。その際、復帰のステージで「CHAGE and ASKA」についても触れ、ファンを湧かせました。この件について「ASKAさん、コンサートでなんちゃらASKAって言っていましたけど、なんちゃらさんはどうなんですか?」と坂上さんから質問。ASKAさんは、「人が周りに多すぎる。2人でしゃべれば簡単に済むものを、(2人が)しゃべれないからこうなっている。僕の方は、早く出てこいよと言っている方で、向こうは向こうで場を用意しろよって言っているかもしれないけど、お互いの声が届かないからこうなっちゃっている」と現状を説明しました。その上で「一つだけ確認出来ているのは、「CHAGE and ASKA」っていうものに対しての愛情は100%お互いが持っているので、それで僕は十分。周りはいらない」と胸中を明かしました。

「感動した」激励の声続々

ASKAさんに向けられた社会の目は非常に厳しく、更生の道も険しいという味方をする人も多いなか、大勢のファンからの声援を励みに以前のASKAさんに戻りつつある姿が映し出された放送でした。ネット上からは「人生やり直せる」「頑張って欲しい」「ありがとう!感動した」などといった激励のメッセージが多くあがっていました。一度は、「歌手を引退することを決意した」と番組内で告白していましたが、ASKAさんの歌声は還暦を過ぎても衰えを感じさせない魅力があります。これからもASKAさんの素晴らしい歌が聴けることと、「CHAGE and ASKA」の復活を強く願いいたいですね。(文:武 眞都子)

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