毎週土曜日の深夜0時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(interfmほか)。11月12日の放送では、福山雅治さんがリスナーからの恋愛相談に回答し、話題となっています。
(画像:AFP=時事)
■恋愛とは「人間を知り合う」ということ
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番組にはある大学院生のリスナーからメッセージが届きます。このリスナーは約6年半彼女がおらず、周囲と比較して惨めに思うことがあるそうです。
自身は1人での生活にも満足感を得ていますが、彼女ができたことによる自身の様々な変化を知っておきたいという気持ちもあり、悩みを抱えているようです。
そのリスナーに電話が繋がらなかったことから福山さんは番組上で話を進めることとし、「今のこのメールの内容からすると、『恋をしたい』というよりは、『恋をしたことによって起こる変化を体験したい』ということだよね?」と切り出します。
それらが人生を歩んでいく上で“必要”な経験であるかどうかについては、「絶対的にそうとは言えないけれど…」と話す福山さん
「つまり恋愛をすることで人間の心の、すごい繊細な部分で相手の心の繊細な部分と向き合うわけじゃないですか?だからまあ、人間を知り合う。人間とはこういうものだ、ということを勉強するというか学び合うというか。そういう機会にはなりますよね。恋愛というものは」と語りました。
■プラスにもマイナスにも作用する恋愛“絶対的”な価値観は存在しないと主張
福山さんの回答は続き、「恋をすることによって良い方向に、生活のすべてが良い方向に行く人もいれば、なんか依存しすぎちゃって、ちょっと生活サイクルが変わっちゃったりとか。あと人間関係も、交友関係も変わっちゃったりとか」と、その影響を語ります。
「良い方に行く場合と良くない方に行く場合と色々ありますしね」と話しつつ、「そこも含めての経験・体験ということでしょ?してみたいのは」とリスナーの心境を推測しました。
荘口彰久アナウンサーが「多分6年半前に彼女がいて、今作らなくていいっていうのは、そこで『もういいのかな』って一旦思ったことがあったのかもしれないですね」と話すと、「それか、学業に勤しもうかなって。ちゃんと勉強しないと進学できないしみたいなことになったか」と話した福山さん。
福山さんは「まあ若いうちに経験した方が良いっちゃ良いけど、悪いとも言えないし、『〜おくべき』ってことでもないよね」と自身の考えを伝えました。
■深い話の後にめちゃくちゃチャラくなる福山雅治
さらに、福山さんが「今はマッチングアプリなんかも相当普及してるんで」と切り出すと、荘口アナウンサーも「私たちが若い時にマッチングアプリとかあったらどうなってたんだろうなって」と話します。
「そりゃ試しますよ」とマッチングアプリに興味を示した福山さん。
荘口アナウンサーはマッチングアプリの利用経験があり、実際に女性と下北沢で待ち合わせしたことがあるんだとか。
待ち合わせした女性とはあまり話も盛り上がらず、「向いてないんだな」と感じたエピソードを明かした荘口アナウンサー。
福山さんは「でも荘口さんみたいに、なんかやってみるっていうのは良いんじゃないですか?」と提案。「向いてないっていうのは、やったからわかるわけだから、なんかやりましょうよ」とメッセージを送りました。
ネット上では、「荘ちゃんみたく色々と経験が必要って事か」と福山さんの話に納得するリスナーだけでなく、「そのうち出逢うわよ!ちょうど良いタイミングで。多分。笑」といったアドバイスも見られました。
他にも、「マッチングアプリ、独身でもう少し若かったら体験してみたいなぁ」という視聴者も多数見られています。
福山さんが相手の心情を汲み取りながら丁寧にアドバイスをしているのが印象的でした。“まずはやってみる”という考え方は、恋愛だけでなく何事においても非常に重要だと感じます。
恋愛について「人間を知り合う」という深い話をした後にマッチングアプリの話題で「そりゃ試しますよ」とチャラさを垣間見せる福山さんの緩急もさすがだったのではないでしょうか。
【番組情報】
地底人ラジオ
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)