株式会社赤ちゃん本舗は「2018年上半期赤ちゃん命名・お名前ランキング」を発表します。調査対象件数は全国112店舗から集まった約3万8千件です。
【ランキング】男の子は「蓮」が首位、女の子は「咲良」「結菜」が首位に。
男の子は「蓮」が首位。「大翔」が2位、「陽翔」は4位から3位、トップスリーにはいりました。女の子は「結菜」が「咲良」に追いつき、ダブル首位に。「莉子」が10位から大きく順位を伸ばし3位に。
【トピックス】「はると」「律」人気急上昇!人気とドラマの関係性は!?漢字3文字の名前が女の子のランキングに初ランクイン。
男の子は、「はると」の人気が急上昇しました。「陽翔」が4位→3位に、「陽斗」が14位→10位に、「陽大」が25位→19位になりました。漢字は違いますが、TBSのドラマ『花のち晴れ』で平野紫耀さんが演じた神楽木晴(はると)さんの影響でしょうか。また「大和」が20位→6位と急上昇。古風でかっこいい名前に注目が集まっているのかもしれません。また、ランク外ですが、「律」が240位→30位に急上昇。NHKの朝の連続ドラマ、『半分、青い』で佐藤健さんが演じる萩尾律さんの影響でしょうか。女の子は、「咲良」が2年連続首位に。上半期としては春を意識した名前がランキングの上位に来る傾向があります。ランク外からは「陽菜乃」が33位→20位にランクイン。女の子で漢字3文字の名前が20位以内にランクインしたのは2005年に当社がランキングを調べ始めてから初めてです。
【漢字の傾向】男女ともに漢字「結」の人気が上昇。あの映画の影響も?
男の子は「太」「大」「悠」の漢字を使ったおおらかなイメージの名前が引き続き多く見られるなか、青空を思わせる「陽」「蒼」「晴」「輝」の漢字も人気です。女の子は「菜」「花」「莉」「咲」「桜」「華」など草花にまつわる漢字が引き続き多くみられます。男女共通で人気が高いのは「希」「優」「結」です。なかでも「結」が男女共にランクアップ(男の子22位→17位、女の子4位→2位)。男の子の漢字として20位以内に入るのは初めてのことです。映画『君の名は』の主題である「人とのつながり」、「糸のつながり」=「結び」の影響でしょうか。絆を大切に生きてほしいとの願いが込められているのかもしれません。
※順位比較は、2017年上半期、2018年上半期で比較