スピッツのボーカルである草野マサムネさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』(TOKYOFMほか)。11月1日の放送では、草野さんが感銘を受けた歌詞が紹介される場面がありました。
■草野マサムネ、back numberを「ストーリーが凄くみえる楽曲を作らせたらマエストロ」と称賛
21:00~『#SPITZ #草野マサムネ の #ロック大陸漫遊記』
今回は「私の好きな歌詞のワンフレーズリクエストで漫遊記(パート2)」
リクエスト企画"私の好きな歌詞のワンフレーズ🎤"
第2弾はどんな所が心にグッとくるのか❓リスナーのお便りを地図にして漫遊🤩#tokyofm #radiko https://t.co/S2jWrUtgYG— TOKYO FM 80.0 (@tokyofm) November 1, 2020
番組では【私の好きな歌詞のワンフレーズリクエストで漫遊記(パート2)】と題し、先週に引き続き、リスナーから募った"私の好きな歌詞のワンフレーズ"をもとに、さまざまな楽曲が紹介されて行きました。
海外で料理の修行をしたというリスナーからのメッセージを紹介すると「なんか単純にすげぇなと思って、俺の中では木村拓哉さんが主演だったあのドラマの絵が浮かぶけどね」と言って、山下達郎さんの「幸せのレシピ」を草野さん恒例の「にゃにゃにゃ~♪」でワンフレーズ弾き語りします。
back numberの『HAPPY BIRTHDAY』の紹介では「back numberの曲はこういう青春の痛いところをグリグリするようなフレーズを滑らかに歌うところが憎いなと思いますが、個人的にはback numberはさだまさしさんとか槇原敬之さんから、このback numberって流れで、ストーリーが凄く見える楽曲を作らせたら、なんというかマエストロだなと思っていますが」と、草野さん独特の言い回しで褒め称えます。
そして「俺が曲を作る時にはストーリーが見えそうになっちゃうと、ちょっと照れもあって、どうしてもこう煙に巻くような言葉を散りばめてしまうんですけど」と自身の作詞の仕方と比較しました。
■草野マサムネ「素の俺のこと好きだったんじゃないのかよ」あの名曲の凄さを解析「リアルで残酷な側面」を歌ってる
今回のちょっぴりタイムマシーンのコーナーは尾崎亜美さんの『オリビアを聴きながら』。
草野さんはこの曲の感銘を受けた歌詞として「疲れ果てた 貴方 私の幻を愛したの」の部分をあげ、弾き語りして紹介します。
草野さんはこの曲の作者である尾崎さんをリスペクトしているそうで、この歌詞について「これね、恋愛のなんていうかリアルで残酷な側面を分かり易く歌ってらっしゃって、尾崎亜美さんはマジで凄いなと思います」とコメント。
また「実際にあの『素の俺のこと好きだったんじゃないのかよ』みたいな勝手にイメージを作り上げて『それを好きだったのかよ』みたいな、そういうことってありそうじゃないですか」と、この一文で深く想像できることに感動したようです。
最後は「子どもの頃に聴いていたときは、全然そんなこと考えないでサラッと流して聴いてたけど、大人になって聴いたらなんか聴き流せなくなっちゃった、みたいなそういう歌詞です」と言って曲を流しました。
■草野マサムネの言葉にファン「経験談でしょうか」の声
リスナーは、ネット上で「『ストーリーが見えそうになるとけむをまくような言葉を散りばめてしまう』『素の俺を好きだったじゃないのかよ』が耳に残っている」「煙に巻いちゃうマサムネ先生の歌詞が大好きです」「『俺のこと好きだったんじゃねぇのかよ』ってマサムネさんに言われたいな~」「マサムネさん、フワっとさせて語ってらっしゃるけど、経験談でしょうか」などと反応。
草野さんならではの言葉のチョイス、紹介の仕方が印象に残った方が多かったようです。
【番組情報】
SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20201101210000
(文:ジョブリナ)